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冬の靴音さえ風情なり 〜【再掲】詩集〜  作者: 白夜いくと
アソートな感情(再掲詩編)
4/12

夏のしずく

‐再掲‐



たとえば、暑中見舞いのぶどう

パキッと割れる皮と実の

甘い果汁が溢れて止まらない


もいでは食べ

もいでは食べ


無邪気に茎降り「もっと食べたい」とせがめば

「そりゃ長野のシャインマスカット」と母苦笑い


物の価値ググり

豆鉄砲食らったつら見せる我


「味わい食いたけりゃ金稼げ」

母に出された冷し中華に具など無く


せめてキュウリは欲しかったな、と

ずるずる引きずるあの瑞々(みずみず)しさ


惜しむ茎に残るは夏のしずく

ローテーブルをぽつりぽつり濡らしていた

涙も甘くなるのかな

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