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詩(おおみやのノート)  作者: 大宮聖
36/78

少年

少年は歩む

疲弊しながら進む

地面の小豆のような虫に気づくも

間に合わず踏み潰す

少年は苦悶する

少年は地面を見ずに歩む

小豆のような虫二匹 踏み潰す

少年は気づかず進む

穏やかな心で進む


少年は歩む

道行く先で人々が殺し合っている

少年は顔を歪める 

その場から立ち去る

少年は何処へ


少年は食べる

他国から届いた貴重な食物

食欲という 混じりけ無しの欲だけに従う

そこには邪は無い

少年は食物を慈しみ 平和に感謝をして食べる

食物には血が滲む

殺し合った人々の血が滲む

少年は歩む


少年はやがて大人になる

世の中の 自分を取り巻く世界の矛盾を知る

青年は苦悶する

苦悶には終わりがない

青年は愕然とする

青年は永遠に苦悶する






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