第四話 気合を入れました。
家長が僕と決着つけたがっている。
ミッチーがこっちへ歩いてきた。僕は真っ暗い世界にいる。
「聞き分けのない子供を叱ってやるのが親の務めで、御座います。」
「真っ正面から受け止めて欲しいのでございますよ。抱きしめ
あげてございませ・・・子は親の鏡にございますよ。」
僕がミッチーを掴もうとするが掴むことが出来ない。
「ミッチー!行かないでくれ!!!」
ミッチーは三途の川を渡っていった。
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「うっ・・・」(夢か)
僕は、木陰で休んで少し眠っていたようだ。
「申し上げます。家長の軍が真っ正面から現れました」
「中田軍で生き残った者、何人ほどいるか!」
「くノ一隊が500人、盾の部隊100人、人力やり襖隊100人
装甲車2台その他300人ほどかと」
「そうか、中田軍で家長軍を迎え撃つ!弥助!武蔵!みんな支えてくれ!」
「見ろ!あの家長の陣形、僕が最初に考えた突撃の陣形と同んなじじゃないか!
子も子なら親も親だな!」
「ガハハハ、タイショウと同んなじ考えナラ!次はドースルヨ?」
「正攻法で真正面からぶつかり合う!」
「ナラ決まりジャネエカヨ中田軍!一番前でイエナガの軍殴リアウゾ!」
「うおおおぉおおおおお中田軍!ヤるぞおおお!」
僕はもう逃げない!家長来るなら来てみろ!
中田軍は関ヶ原の最前の先頭に出てきた。
◻️◻️◻️
「家長様!中田隊、約1000人が宇喜多隊から前に出てきました!!」
「そうか!l最後の決着を望んでいるのであろう」
「血走りの軍!聞けぇえええ!」
「・・・・・・」
「今から我々が天下をとる!ここが勝負の分かれ目である!」
「敗者は歴史から排除抹殺され
勝者は歴史を創り、末代まで語りつがれる!」
「勝つのは我々!血走りの軍団であるぞぉおお!」
「うわぁあああああああ!血走りの軍に栄光あれ!」
「後ろは振り向くな前進あるのみ!
我々にあるのは勝利!!の二文字だ!!」
「うぉおおおおおお!うぉおおおおおお!」
血走りの軍と中田軍は対峙した。
ついに最終戦が始まる。




