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【歴史ランキング1位達成】 累計318万7千PV 僕の戦国時代  作者: 虫松
関ヶ原の戦い 中盤戦

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第三話 野球しました。

宮本武蔵の特殊スキル、

大リーグボール1号くんとは、とあるアニメから

ヒントを得た特技です。(体ではなくバットですけどね。一応補足)


簡単に言えば死球、デットボール

(野球用語で打者の体に投手の投げたボールを当ててしまう)

を狙い相手を再起不能にするセコイ作戦である。


死球と名の通り、武蔵の180cmの身長から投球される球速

160kmの石の塊が、頭に、もし当たれば頭蓋骨骨折、体に当たれば

骨折、重度の打撲以上が確定なわけであります。


最初に投球された石の弾は見事、本多忠勝の馬の眼球に命中。

馬は脳震盪を起こし真横に倒れ本多忠勝は転がるように地面に

受け身をして着地した。


「投石とは卑怯であるぞ!中田殿、一騎打ちを申し込む!」


(やっぱり一騎打ちを申し込まれました。

でも誰もあなた様には勝てません)

僕は斜め十字に手をバッテンしたポーズをして安全な山の上より謝った。


「武蔵!大リーグボール1号くん投球開始!」

卑怯で結構。勝てばいいのだ!

銃で撃つのは義理のお兄様なのでやめました。

卑怯でも再起不能くらいにしたい。


「うぉっりゃああああ」

宮本武蔵の石は本多忠勝鬼いさま体にストレートを投げ込んだ


「ふっん」

本多忠勝は戦死して近くにある刀や槍で石をハジキ返した。

★カキーン★カキーン★カキーン


ファール、ファール、ファール


(そりゃそうだ、ストレートだから球筋わかりやすい真っ直ぐだからな)


「こんなもん、当たらなければどうってことはない。」

本多忠勝は投石により、曲がって折れた槍を放り投げた。


※そんなセリフを言う赤いロポットに乗る覆面被った男がいたな。

「当らなければ、どうってことはない」シャ◎!


ーーーーーーーーーー


本多忠勝、鎧が軽かった伝説


徳川家康が本多忠勝の鎧を持ち上げた所、

異常に軽かった。家康は忠勝になぜ

鎧が軽いのか質問した。


「井伊直政の鎧は重装備で、傷だらけなのに

何故そなたの鎧は軽くて傷もないのじゃ」


すると忠勝は平然と答えた。

「当たらなければどうということはございません。

軽くしてるのは動きやすさを一番に考えております」


ーーーーーーーーーーーーーーー


個人戦での実力は本多忠勝は最強ですので、

予測範囲である。まぁ、いくら投げても当たらんでしょ。

僕は次なる手に出た。


「弥助!ノック開始!」

(申し訳ない鬼いさま。僕はもう一つ卑怯な手を考えていたのです。)

ノックとは野球用語で捕球練習のため、バッター(球を打つ人)

が守備する人に向け取りづらいバウンドする球や勢いある真っ直ぐな球

などを撃ち込む。


「イエッサータイショウ!」

★カキーン


「うぉおおりゃああ」


武蔵の投げる剛速球と弥助の撃った弾丸ライナーが

左右から石弾が本多忠勝を襲う。


「当たったか!


・・・・・


いやまさかその手に出るとは」


本多忠勝は兜を頭から外し胸の前に出し。

両方の石弾を受け止めた。


兜に二つの石がめり込んでいた。


(ナイスキャッチです・・・名キャッチャーです。)


本多忠勝のトレードマークである鹿角の兜

は真っ二つに砕け散った。


「中田殿は恥ずかしがりやでござるな。

また違う戦場(いくさば)にて出直すとしよう。わはははははは!」


兜をとり髷姿となった本多忠勝は地面にさしていた

蜻蛉切りの長槍を肩に担ぐと

後ろ向きに歩き出し笑いながら戦場を去っていくのであった。


そして、僕は死の危機から脱した。



祝マー君、大リーグ入りおめでとう。

活躍大いに期待してます。

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