第24話 「新たなる旅立ち…そして別れ」
*この作品には…過度な飲酒描写と喫煙描写が含まれていますので、
苦手な方は ブラウザバックして下さい(震え声)作品中の行為や行動について
よい子の成年は絶対真似しないでください(注意喚起感)
なお、お酒とたばこは20歳になってから…容量・用法を守って
正しく摂取してください(未成年への注意喚起感)
──変態神像を打ち破った変態戦士たちは、
夕陽に染まる帰り道を、静かに歩いていた。
たどり着いたのは、かつて一夜を過ごしたあの場所。
シゲルの住処──巨大なブリーフ型建造物。
屋根はゴム縁、窓は通気口、そして中央には堂々とした垂れ幕がはためく。
《羞恥と誇りの殿堂》──この文字が、またも迎えてくれる。
ロイド「……相変わらずのパンツの家だな……」
リリィ「建築意図が理解できませんわ…」
コト「拙者……今回は心の準備してきたのに……やっぱキツイでござる……」
パンジー「わたくしは常にウキウキですウキ♡」
建物に足を踏み入れると、内部はやはり一面ブリーフ柄カーペット。
壁には歴代の変態ブリーフコレクションがズラリ。
何も変わっていない。何も進化していない。だが──ここにしかない安心感がある。
新しく奥に玉座(ブリーフ型椅子)が設置されており、そこに座してたのは、この家主ブリーフの主、シゲル。
シゲル「さて…あらためて…帰ってきたな、“同志”たちよ」
重くも優しいその声に、誰もが背筋を伸ばす。
半裸ブリーフの恰好と筋肉と羞恥で磨き上げられたその姿──変態の中の変態だ。
シゲル「ようやった。変態神像を打ち破り、己の羞恥を越えた者たちよ。
特に…マリス、おぬしの姿──ワシのブリーフが震えたぞ」
マリス「やかましいッ! こっちはまだ心の整理中なんだよ!!」
そのやり取りを微笑ましく見守りながら、
シゲルはゆっくりと──おもむろに、ブリーフの中へ手を差し込んだ。
ロイド「……おい……また始まったぞ……」
コト「その動き、見るたびに寿命が縮むでござる……」
ズルリ──と取り出されたのは、
銀色に鈍く光る、年季の入ったホイッスル。
ブリーフの皺跡、金属のかすれ、歴戦の証が刻まれた一品。
シゲル「これは……“羞恥の一撃”を告げるための、変態ホイッスル。
ワシが若かりし頃、“魅惑のジャングル”を越えた先で──
勝負どころでしか鳴らさなかった、魂の叫びじゃ……」
ロイドの方に、ずいっと差し出されるホイッスル。
ロイド「……おい、今パンツから出したよな!?絶対今、パンツから……」
シゲル「さあ、手を出せロイド。羞恥の継承者として──受け取れ」
ロイドは、顔をしかめながら、
親指と人差し指だけでつまむようにしてホイッスルを受け取った。
ロイド「うおぉぉぉぉぉ!やっぱちょっとヌメッとしてるゥゥ!!!」
ロイド「これ使えって!?毒じゃねぇのか!?」
パンジー「ウキ♡潔癖症なロイドちゃんかわいいウキ♡」
シゲルはニヤリと笑みを浮かべながら、さらに続ける。
シゲル「そのホイッスルはな……“魅惑のジャングル”を越えた、その先で──
真に必要とされる時が来る……覚悟しておくがよいぞ……」
ロイド「なにその“次回予告”みたいな言い方!!
絶対ヤバいやつじゃん!服が溶けるとか虫がしゃべるとかそういう……!」
パンジー「ワクワクするウキ♡」
リリィ「……楽しみですわね、マリス様♡」
マリス「やめろッ!これ以上俺をその世界に引きずり込むなぁぁぁ!!////」
シゲル「ワシのパンツは、いつでもおぬしらの帰還を待っておるぞい……♡」
そして静かに風が吹き抜け──
ロイドの胸元のホイッスルが「チリン……」と小さく鳴った。
その音を聞きながら、マリスは小さく呟く。
マリス「……ほんとに、戻れねぇとこまで来ちまったな……」
──翌朝。
朝焼けに照らされる《羞恥と誇りの殿堂》。
パンツ型建造物の前で、変態戦士たちは再び歩みを進める。
パンジー「では皆様……本日いよいよ、“魅惑のジャングル”突入ですウキ♡!」
ロイド「おう、頼むから普通の道を案内してくれよ……」
マリス「……まだ昨日のホイッスルの感触が抜けねぇ……」
コト「拙者は覚悟できてる……何が来ても……たぶん……たぶんだが」
リリィ「……わたくしは羞恥には慣れてますの♡」
こうして、羞恥と期待の入り混じるなか──
一行はパンジーの先導で”なんやかんや”のすえ、“魅惑のジャングル”を抜けた
森の出口、光が差し込むその場所で──
パンジーは、森の入口でぴたりと立ち止まり、
ロイドたちへと静かに振り返った。
パンジー「──じゃあね♡ ここでお別れウキ♡
最後に……これを君に渡しておくウキ♡♡」
そう言うと──
パンジーは、自らのブリーフの奥深くへと、ズボッと手を突っ込んだ!!
ロイド「……ま、まさか……」
ズルッ……シュポン。
取り出されたのは──うっすら体温と湿気を帯びたバナナ。
しかも、ピンクのリボン付き。
パンジー「君との友情の証ウキ♡
この“変態特製バナナ”──ずっと、君のそばに……♡」
ロイド「いらねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇッッ!!!!」
ロイドは即座にバックステップからの後方宙返り!
地面を滑走しながら全身で距離を取る!!
ロイド「なにが“友情の証”だよ!!明らかに体液的なナニカついてるだろそれ!!!」
マリス「おいパンジー!それどこに入ってたバナナだ!明確に頼むッ!!」
リリィ「ふふ……発酵してますわね♡」
コト「おいら、その動き……動物園で見たことあるでござる……!」
パンジー「えぇぇぇ!? じゃあ記念にリリィちゃんは!?コトちゃんは!?
マリスちゃんはッ!?」
全員、無言で数歩後退。
パンジー「なんで!?!?」
ロイド「いいかパンジー……
友情ってのはな──言葉と行動で伝わるもんだッ!!
“ぬるいバナナ”じゃ伝わらねぇんだよッ!!(本当は4ぬ程いらねぇ)」
パンジー「うぅぅッ……そんな……!」
落ち込むパンジーを見て、リリィが微笑みながら言う。
リリィ「でも……その気持ちは、しっかり伝わってますわ♡
あなたの“変態魂”は、間違いなく一流ですもの(そんな”汚らわしいもの”神に誓っていらないですわ)」
パンジー「リリィちゃん……♡」
(バナナをそっとブリーフに戻す)
パンジー「わかったウキ♡! バナナは持っていくウキ♡!
そしてもう一つ…”重大な事”があるウキ♡」
パンジーは全身を震わせ、目にいっぱい涙をため、
震える唇でこう叫んだ!
パンジー「聞いてウキィィィィィ!!!!!」
\ドォン!!/(謎の爆発音)
パンジー「わたくしは……!この羞恥と愛を抱えて……!
“シゲル様の弟子になる”ことにしたウキィィィィィィィ!!!!」
\デデーン!!!/(謎の効果音と謎の背景カットイン)
一瞬、時が止まる。
そして──
ロイド「そうか…うん」
マリス「だと思った」
リリィ「はい、予想通りですわ♡」
コト「拙者、5秒前から脳内にテロップ出てたでござる」
全員が事前に打ち合わせ済みのような顔で静かにうなずいた。
パンジー「なんで!?なんで誰も驚かないウキ!?
え!?“まさかあのパンジーが!?ウソだろ!?”みたいな展開どこ行ったウキ!?!?」
ロイド「お前の初登場で”シゲル様にお会いできるなんて……! わたくし、羞恥案内業を志したきっかけがシゲル様の“布越しに 伝える羞恥理論”だったウキ♡ 人生が変わったウキ♡”
って言ってた時点から“シゲルの弟子”ってテロップ出てたからな」
マリス「むしろ今さら一般職になるとか言った方が驚くわ」
リリィ「”普通”になると言ったら一番騒ぎますわ♡」
コト「拙者、先週“シゲル殿と同じポーズしてた猿がいた”って夢を見たでござる」
パンジー「ウッキィィィィン!!ショックウキィィィ!!」
涙を拭きながら、それでもパンジーは力強く胸を張った。
パンジー「でも……それでもッ!!
この羞恥を、この友情を、このブリーフ魂を受け継いでッ!!
わたくしは──“超羞恥猿見習い・パンジー”として、修行の道を進むウキィィィ!!」
\ズビシィッ!/
謎のポーズをキメるが、ピンクブリーフから”はみ出たバナナ”を 足元ずるりと落ちそのバナナで滑ってコケた。
ズルッ!!
ドシーン!!
パンジー、見事な前方大回転しながら派手に転倒!
転がり、転がり、木の根っこに頭をぶつけてピタリと停止。
……数秒の静寂。
ロイド「……4んだ?」
マリス「違う意味で伝説になったかもしれねぇな」
コト「黙祷……でござる」
リリィ「……でもきっと、這い上がってきますわ♡」
数秒後──
パンジー「……うぅ……ブリーフが……ズレたウキ……」
ふらりと起き上がったパンジーは、土と草を払って、再び立ち上がる。
ロイド「えぇ…(困惑)」
そして、満面の涙&土まみれ笑顔で叫ぶ!
パンジー「ロイドちゃん、マリスちゃん、リリィちゃん、コトちゃん──!
短い間だったけど、わたくし……本当に楽しかったウキ♡♡」
そして、最後にくるりと指を振り──
パンジー「そうそう!言い忘れてたウキ!!
この先の道をまっすぐ進めば、”露出の都ルクス”ってとこに出るウキ♡」
ロイド「……嫌な予感しかしねぇ名前だな……」
パンジー「ふふふ……ウワサによると、服を着てるほうが少数派、
“スケスケ市民投票”とか“露出等級制度”とか、とにかく変態と解放が支配する都だって聞いたウキ♡」
マリス「出オチ都市じゃねぇか!!」
パンジー「きっと君たちにピッタリな場所ウキ♡
君たちがその町で羞恥姿で練り歩く──シゲル様にも、いつか見せてあげたいウキィィィ♡♡」
ロイド「いや見せるな。頼むから見せるな。録画とかすんな」
そしてパンジーは、ブリーフにバナナを突っ込みながら、
全力のV字羞恥ポーズをキメる!
パンジー「それじゃあねウキィィィ!!羞恥の風が吹くその時まで──またウキィィィィ!!!」
プリッとお尻を振りながら、パンジーは木々の中へと全力で消えていった。
ロイド「…はぁ(クソでか溜息)…さて」
マリス「最悪の予告をされたな」
リリィ「でも…行くしかありませんわね♡物語的に…」
コト「拙者、布面積を守る戦いを誓うでござる……」
その時、木の陰から、リー・アルがひょっこり登場。
リー・アル「シャッチョサン、騒がしい猿いなくなったアルね♡」
ロイド「おお、お前どこ行ってたんだよ」
マリス「むしろ何故いなかった」
コト「拙者…今の全部見ててほしかったでござる」
リー・アルは口元をゆるませ、
満面の笑みで言った。
リー・アル「でも……わたしは見てたアル。パンジー、最後まで立派な“変態”だったアルよ。
──さぁ、露出の都ルクスへ行くアル!今度は、服ごと覚悟決めるアルよ♡!」
ロイド一行「……」
ーー一行は”妖精”を除いて”嫌々”ながら歩き出す。
その先に待つは、服より肌のほうが多い街──”露出の都ルクス”。
果たしてこの先、ロイドたちを待つのはどんな試練が──
そして何より──この物語は、この後…未成年にも優しい(ギリギリ)仕様でお届けできるのか!?




