第21話 「シゲルの稽古ブリーフの…」
*この作品には…過度な飲酒描写と喫煙描写が含まれていますので、
苦手な方は ブラウザバックして下さい(震え声)作品中の行為や行動について
よい子の成年は絶対真似しないでください(注意喚起感)
なお、お酒とたばこは20歳になってから…容量・用法を守って
正しく摂取してください(未成年への注意喚起感)
その夜。 シゲルが案内したのは、ジャングルの奥にぽつんと佇む、巨大なブリーフ型建造物だった。 屋根はゴム縁、窓は通気口、そして堂々と掲げられた垂れ幕には『羞恥と誇りの殿堂』の文字。
ロイド「いやいやいや!家が完全にパンツじゃねーか!!!」
マリス「すげぇ……建築様式“ブリーフ式”ってやつか……!」
パンジー「ウキィィ♡ ここが“シゲル様の羞恥工房”ウキ♡」
中に入ると、祭壇のように並んだ無数のブリーフが厳かに鎮座し、ほんのり石鹸と汗とアイロンの香りが漂っていた。
シゲルがニヤリと笑いながら一行を見渡す。
シゲル「ようこそ、“選定の間”へ──羞恥の覚悟、試させてもらうぞッ!!」
ロイド「えっ……全部ブリーフ……?しかもサイズも形も種類バラバラ……」
コト「拙者、布に囲まれて羞恥の波状攻撃を受けておるでござる……!」
リリィ「……この光景、ちょっと芸術的ですわ……羞恥のインスタレーション……♡」
マリス「っていうか、なんでブリーフ一枚一枚に金の名札が付いてんだよ!?」
パンジー「ウキィィ♡ ここは“シゲル様のブリーフアーカイブ”ウキ♡ すべて試作と歴代の愛用品ウキ♡」
シゲルは堂々と片手で指をさした。
シゲル「いいか貴様らァ!試練──それは“ブリーフ選定”じゃッ!!!」
ロイド「……なにそれ!?新しいトレーディングカードゲーム始まりそうな勢いなんだけど!!」
シゲル「この中から、わしがもっとも愛した“至高の一枚”を見つけ出してみせよ! 羞恥と布の歴史を感じ取り、嗅ぎ取り、触れて味わって──心で“選ぶ”のじゃッ!!」
一同「味わって!?!?!?」
パンジー「ウキ♡ これは“羞恥鑑定士”の登竜門ウキ♡ パンツの選定眼が試されるウキ♡」
ロイド「くっ……完全に羞恥のジャンルが別次元になってきたぁぁぁ!!」
──果たして、勇者たちは“至高の一枚”を見つけ出せるのか!?
その瞬間、ロイドたちは“自分をさらけ出す”という言葉の意味に気づいた。
だが──“自分をさらけ出す”とは何なのか。 ロイドたちは一斉に顔を見合わせ、困惑に満ちた表情を浮かべた。
ロイド「……いや、急に“さらけ出せ”って言われてもな……何を?心?パンツ?羞恥心?」
リリィ「羞恥心は常に開放済みですが……正直、まだ核心には至っていない気がしますわ……」
マリス「頭では分かってんだけどなぁ……なんか、こう……ピンと来ない……」
コト「おいら、まだ少しだけ迷いがあるでござる……」
そのとき、ブリーフをじっと見つめていたリー・アルが突然ぷるぷると震えだした。
リー・アル「……なんか……見つからないアル……選べないアル……イライラしてきたアル……♡」
バチィィィン!!
突如、リー・アルのブレスレットがスパークし、脊髄反射でロイドに向けて電撃を放った!
ロイド「ぎゃあああああああああああああ!!!」
一瞬で黒焦げになり、髪がボサボサ、スカートがチリチリになったロイド── しかしその目は、どこか神々しく輝いていた。
ロイド「……ハッ!?……わかった……そうか、そういうことか……!さらけ出すって、つまり……ッ!…そっか、自分が本当に好きなものを、ちゃんと認めなきゃダメなんだな……」
リリィ「羞恥を感じながらも、それが私……そう思えた時、選ぶべきブリーフが見えてくるのですわね……♡」
マリス「このトランプ柄ブリーフ……最高にバカっぽいけど、俺はこれが……好きだ……!!」
コト「拙者……このふんどし縫製の生地感……胸にくるでござる……」
一人一人が、“羞恥”と“好み”の境界線を越え、己の内にあるフェチと正面から向き合い、それぞれが好きなもの── リリィはタバコ、コトはどぶろく、マリスはギャンブル、ロイドはスカートと網タイツへの憧れ── それらの想いを胸に秘めながら、“これだ”と感じたブリーフを手に取った。
選んだ瞬間、その手に握られた布からほのかに漂う“自分だけの羞恥”と“好み”が共鳴し合い、試練の空気が一変する。
そして、その瞬間── シゲルの額に汗が伝い、ブリーフが風になびいた。
それぞれが己のフェチを受け入れ、“好き”に正直になったロイドたち。
ロイドは、ひらひらとスカートの裾を意識しながら、慎重に網タイツ模様の入ったレース付きブリーフを手に取った。
ロイド「……これだ。俺の……変態勇者としての、第一歩だ……」
リリィは、控えめな光沢と細身のシルエット、左腰にシガーポケットが刺繍された一枚にそっと指を伸ばす。
リリィ「……煙草のように……一瞬の輝きを、履きこなすのですわ……♡」
コトは、どぶろくの香りがほんのり染みついた、天然麻布のふんどし縫製ブリーフを片手に微笑む。
コト「おいら……これが一番落ち着くでござるな……!」
マリスは、チップ柄のラインが入ったポーカーテーマの一枚を勢いよく掴む。
マリス「勝負下着ってこういうことだろ?……これは“当たり”だ!」
選び取ったその瞬間── ブリーフたちはうっすらと蒸気を発し、まるで選ばれるのを待っていたかのように微かに震え始める。
シゲルの頬にはうっすらと涙、そして鼻息は熱を帯び──
シゲル「そ……それじゃ……! それこそが……真の羞恥の姿……!うおぉぉおお!!この感動!!布越しでもビンビン伝わってくるぅぅぅ!!!」
そして、ひときわ輝くその羞恥の選択を前に、シゲルは震える手で金槌を構えた。
シゲルはニヤリと笑い、腕を組んでブリーフに囲まれた一行を見つめた。
シゲル「ほぅ……ついに“自分だけの羞恥”を見つけたようだな。見事じゃ……」
ロイド「……ああ……わかりたくなかったけど……わかったぜ……俺の“変態”の在り方が……」
リリィ「まさか……ブリーフでここまで心が整うとは思いませんでしたわ……」
コト「羞恥と好み……それは拙者にとって、一升瓶のようなもの……深くて、温かくて……」
マリス「ギャンブルよりも熱くて、予想外だった……!」
シゲル「よかろう、変態どもよ……今のお前たちならば、与えるにふさわしい次なる試練がある」
金槌をぐるりと肩に担ぎ直しながら、シゲルは不敵に笑った。
シゲル「この“魅惑のジャングル”の奥深く──そこに眠る“欲望の化身”。そいつを討伐してみせろ」
ロイド「……“欲望の化身”……!?なんか……最終ボスっぽいぞ!?」
シゲル「安心せい、ボス前にまだ羞恥ステージがあるからのぉ♡ 今夜は泊まっていけ♡」
ロイド「……こういう展開って…”いつもの奴”だよなぁ」
リー・アル「”どきどき!?変態ブリーフまみれの一夜”…これは…最高の夜の予感アル♪」
ロイド「やめろ!なんか卑猥な感じがいやだ!!」
──そして翌朝。
試練を終えたロイド一行は、シゲルの“ブリーフ型建造物”──『羞恥と誇りの殿堂』に泊まっていた。
屋根がゴム縁、入口が通気口、タペストリーには“羞恥大歓迎”の文字。”羞恥とブリーフに包まれた宴”の夜明け──
しかし、ロイド一行の顔には明らかな寝不足の気配が漂っていた。
ロイド「……うぅ、目が……重てぇ……羞恥の夢ばっか見て全然寝た気しねぇ……」
コト「拙者、ブリーフに囲まれて寝返りすらままならなかったでござる……」
リリィ「……羞恥の圧に負けて、何度も寝汗をかきましたわ……♡」
マリス「俺なんか夢でブリーフに責められて、朝から疲労困憊だわ……」
リー・アル「シャッチョサン!昨日は”お楽しみでしたね”アル♪」
ロイド「うるせぇ!」
一晩中”ブリーフに囲まれながらの宴”を終え眠い目をこすりながら再び集合した一行
──そしてそのまま、シゲルの案内でジャングル最奥の“前座羞恥ステージ”へと一行は向かうのだった。
その目前、羞恥の風が吹き抜ける中── ロイドはいつもの星柄パンティにヒラヒラスカート、ヒール姿。 コトはさらしとふんどしで猫耳スタンバイ。 リリィは伝説のガーターベルトに女王様風レザー装備、背筋を伸ばしタバコの煙をくゆらせていた。
その三人の変態装備を見渡し、シゲルは腕を組んでふと眉をひそめる。
シゲル「……うむ。なにかが足りん……そう、色味が偏っておる……ッ!!」
その瞬間、シゲルはカッと目を見開き、マリスをズイと指差した。
シゲル「次は……お前の番だッ!!」
マリス「はあああああ!?なんでだよ俺だけ普通だっただろ今までぇぇぇ!?」
シゲルは息を荒げながら、自身の腰からブリーフをずるりと脱ぎ──
シゲル「この一枚、ワシが十年寝かせた勝負ブリーフ……ありがたく履けぇぇぇ!!」
マリス「いやちょっと!?それ時間経過的に衛生的にも無理だってぇぇぇ!!!」
だが抵抗虚しく、シゲルのブリーフが容赦なくマリスの腰へ装着される。
ヒュッと風が吹き──スパンコールがキラリと輝く羞恥衣装がマリスにぴたりとフィットした。
マリス「や、やめろおおおおお!!!俺のキャラ崩壊するうううううう!!!!」
マリスは「誰がこんなことするかよっ!」と拒否しようとしたが、
ロイド「……でも、ここで引いたらマリスらしくないぜ?」
シゲル「おぬしの中に眠る“勝負師の魂”が、羞恥に打ち勝つ姿──ワシは見たいんじゃ!!」
その説得に、マリスは舌打ちしつつも観念したようにブリーフを手に取る。
マリス「くっ……こうなったら、やってやるよ……!」
マリスは渋々ながらシゲルのブリーフを腰に装着し、その瞬間、まばゆい光が彼の全身を包み込んだ。
スポットライトがジャングルの空を突き抜け、虹色のエフェクトと共に彼の姿が変貌していく──
バニーガールの耳、ギャンブルモチーフのスパンコール付きビスチェ、腰にはトランプ柄のTバックブリーフ、黒網タイツ、ヒールブーツまで完備。
胸元にはダイスのブローチ、背中には“ALL IN”と書かれたケープが翻る。
マリス「ぐっ……なんだこれ……恥ずかしい……でも……勝負師として負けられねぇっ!!」
だがその入口には、なぜか真紅の絨毯とスポットライトが──
シゲル「ここが“前座羞恥ステージ”じゃッ!! この先へ進むには、“羞恥の舞台”で全力のパフォーマンスを披露せねばならんのじゃァ!!」
リリィ「……羞恥の舞台……つまり、人前で変態的な衣装を披露する儀式、ですわね」
シゲル「その通りじゃ。しかも今回は──マリス!貴様がその務めを果たせいッ!! この舞台に立つならば、羞恥を極めた“ポールダンス”を踊るのじゃッ!!」
マリス「はぁ!?なんで俺なんだよ!?今までノリだけで来てたけど、ここにきて正気かよ!?」
パンジー「ウキィィ♡ マリス様の羞恥姿……たまらないウキ♡ これぞ変態芸術ウキ♡」
手渡されたのは、スパンコールが乱反射するシースルーシャツ──
ロイド「うわぁあああ!?ついに来たぞ!マリスの羞恥タイム!!!」
コト「拙者、これは第三の開眼でござる……目と脳が一致しない感覚……!」
マリス「ふざけんな!!誰がこんなもん……っ!?くそっ、勝負師は逃げねぇんだよ!!やってやるよぉぉぉぉ!! ……踊ってやるよ、ポールダンスってやつをよぉぉぉ!!覚悟しろよステージ……!!」
ステージに立ったマリスは、羞恥と勝負魂を込めてトランプを一枚ずつ宙に飛ばし、ポールを中心回転しながらスポットライトの中でシャウトする。
マリス「見やがれッ!これが!俺の!勝負とブリーフだぁぁぁあああ!!」
ジャングルが静まり返る中、最後の一枚のトランプがふわりと地面に落ちた。
──次の瞬間、地響きと共に祭壇が開き、巨大な石像がせり上がってきた。
リリィ「……きましたわね」
パンジー「ウキィィィ……アレが、“欲望の化身”ウキ♡」
現れたのは、煌びやかな羽毛と宝石をまとう巨大な“変態神像”──その腰には伝説級ガーターベルト、ふんどし、パンティをすべて纏った三重変態装備。
ロイド「うっわ……全部乗せじゃねーか!!」
シゲル「ヤツこそ、この地に封じられた“欲望の極地”……お前たちに討伐の資格はある。全力で挑め!!」
ロイド「よし!いくぞ、変態勇者パーティー!!羞恥の極み、見せてやろうぜ!!」
マリス「…(放心状態)」
その言葉に、一行の目がギラリと輝く。
そしてその後方で──
シゲルはそっと手を合わせ、ひときわ輝くバニーガールブリーフ姿のマリスを見つめていた。
シゲル「……美しい……!あの脚線美、あのTバックライン……まさに“ギャンブルの神が与えし羞恥”……っ!!!」
熱い吐息を漏らし、鼻息がスチームのように湧き上がる。
シゲル「ありがとう……ありがとう羞恥よ……ワシは今、変態職人として最高の作品に出会えた気がするぅぅぅ!!!」
──次回、“欲望の化身”との戦い、ついに開幕ッ!! 羞恥と覚悟を武器に挑む変態たちの物語は、まだまだ続く!




