表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
21/38

第21話 「シゲルの稽古ブリーフの…」

*この作品には…過度な飲酒描写と喫煙描写が含まれていますので、

苦手な方は ブラウザバックして下さい(震え声)作品中の行為や行動について

よい子の成年は絶対真似しないでください(注意喚起感)

なお、お酒とたばこは20歳になってから…容量・用法を守って

正しく摂取してください(未成年への注意喚起感)


その夜。 シゲルが案内したのは、ジャングルの奥にぽつんと佇む、巨大なブリーフ型建造物だった。 屋根はゴム縁、窓は通気口、そして堂々と掲げられた垂れ幕には『羞恥と誇りの殿堂』の文字。

ロイド「いやいやいや!家が完全にパンツじゃねーか!!!」

マリス「すげぇ……建築様式“ブリーフ式”ってやつか……!」

パンジー「ウキィィ♡ ここが“シゲル様の羞恥工房”ウキ♡」

中に入ると、祭壇のように並んだ無数のブリーフが厳かに鎮座し、ほんのり石鹸と汗とアイロンの香りが漂っていた。

シゲルがニヤリと笑いながら一行を見渡す。

シゲル「ようこそ、“選定の間”へ──羞恥の覚悟、試させてもらうぞッ!!」

ロイド「えっ……全部ブリーフ……?しかもサイズも形も種類バラバラ……」

コト「拙者、布に囲まれて羞恥の波状攻撃を受けておるでござる……!」

リリィ「……この光景、ちょっと芸術的ですわ……羞恥のインスタレーション……♡」

マリス「っていうか、なんでブリーフ一枚一枚に金の名札が付いてんだよ!?」

パンジー「ウキィィ♡ ここは“シゲル様のブリーフアーカイブ”ウキ♡ すべて試作と歴代の愛用品ウキ♡」

シゲルは堂々と片手で指をさした。

シゲル「いいか貴様らァ!試練──それは“ブリーフ選定”じゃッ!!!」

ロイド「……なにそれ!?新しいトレーディングカードゲーム始まりそうな勢いなんだけど!!」

シゲル「この中から、わしがもっとも愛した“至高の一枚”を見つけ出してみせよ! 羞恥と布の歴史を感じ取り、嗅ぎ取り、触れて味わって──心で“選ぶ”のじゃッ!!」

一同「味わって!?!?!?」

パンジー「ウキ♡ これは“羞恥鑑定士”の登竜門ウキ♡ パンツの選定眼が試されるウキ♡」

ロイド「くっ……完全に羞恥のジャンルが別次元になってきたぁぁぁ!!」

──果たして、勇者たちは“至高の一枚”を見つけ出せるのか!?

その瞬間、ロイドたちは“自分をさらけ出す”という言葉の意味に気づいた。

だが──“自分をさらけ出す”とは何なのか。 ロイドたちは一斉に顔を見合わせ、困惑に満ちた表情を浮かべた。

ロイド「……いや、急に“さらけ出せ”って言われてもな……何を?心?パンツ?羞恥心?」

リリィ「羞恥心は常に開放済みですが……正直、まだ核心には至っていない気がしますわ……」

マリス「頭では分かってんだけどなぁ……なんか、こう……ピンと来ない……」

コト「おいら、まだ少しだけ迷いがあるでござる……」

そのとき、ブリーフをじっと見つめていたリー・アルが突然ぷるぷると震えだした。

リー・アル「……なんか……見つからないアル……選べないアル……イライラしてきたアル……♡」

バチィィィン!!

突如、リー・アルのブレスレットがスパークし、脊髄反射でロイドに向けて電撃を放った!

ロイド「ぎゃあああああああああああああ!!!」

一瞬で黒焦げになり、髪がボサボサ、スカートがチリチリになったロイド── しかしその目は、どこか神々しく輝いていた。

ロイド「……ハッ!?……わかった……そうか、そういうことか……!さらけ出すって、つまり……ッ!…そっか、自分が本当に好きなものを、ちゃんと認めなきゃダメなんだな……」

リリィ「羞恥を感じながらも、それが私……そう思えた時、選ぶべきブリーフが見えてくるのですわね……♡」

マリス「このトランプ柄ブリーフ……最高にバカっぽいけど、俺はこれが……好きだ……!!」

コト「拙者……このふんどし縫製の生地感……胸にくるでござる……」

一人一人が、“羞恥”と“好み”の境界線を越え、己の内にあるフェチと正面から向き合い、それぞれが好きなもの── リリィはタバコ、コトはどぶろく、マリスはギャンブル、ロイドはスカートと網タイツへの憧れ── それらの想いを胸に秘めながら、“これだ”と感じたブリーフを手に取った。

選んだ瞬間、その手に握られた布からほのかに漂う“自分だけの羞恥”と“好み”が共鳴し合い、試練の空気が一変する。

そして、その瞬間── シゲルの額に汗が伝い、ブリーフが風になびいた。

それぞれが己のフェチを受け入れ、“好き”に正直になったロイドたち。

ロイドは、ひらひらとスカートの裾を意識しながら、慎重に網タイツ模様の入ったレース付きブリーフを手に取った。

ロイド「……これだ。俺の……変態勇者としての、第一歩だ……」

リリィは、控えめな光沢と細身のシルエット、左腰にシガーポケットが刺繍された一枚にそっと指を伸ばす。

リリィ「……煙草のように……一瞬の輝きを、履きこなすのですわ……♡」

コトは、どぶろくの香りがほんのり染みついた、天然麻布のふんどし縫製ブリーフを片手に微笑む。

コト「おいら……これが一番落ち着くでござるな……!」

マリスは、チップ柄のラインが入ったポーカーテーマの一枚を勢いよく掴む。

マリス「勝負下着ってこういうことだろ?……これは“当たり”だ!」

選び取ったその瞬間── ブリーフたちはうっすらと蒸気を発し、まるで選ばれるのを待っていたかのように微かに震え始める。

シゲルの頬にはうっすらと涙、そして鼻息は熱を帯び──

シゲル「そ……それじゃ……! それこそが……真の羞恥の姿……!うおぉぉおお!!この感動!!布越しでもビンビン伝わってくるぅぅぅ!!!」

そして、ひときわ輝くその羞恥の選択を前に、シゲルは震える手で金槌を構えた。

シゲルはニヤリと笑い、腕を組んでブリーフに囲まれた一行を見つめた。

シゲル「ほぅ……ついに“自分だけの羞恥”を見つけたようだな。見事じゃ……」

ロイド「……ああ……わかりたくなかったけど……わかったぜ……俺の“変態”の在り方が……」

リリィ「まさか……ブリーフでここまで心が整うとは思いませんでしたわ……」

コト「羞恥と好み……それは拙者にとって、一升瓶のようなもの……深くて、温かくて……」

マリス「ギャンブルよりも熱くて、予想外だった……!」

シゲル「よかろう、変態どもよ……今のお前たちならば、与えるにふさわしい次なる試練がある」

金槌をぐるりと肩に担ぎ直しながら、シゲルは不敵に笑った。

シゲル「この“魅惑のジャングル”の奥深く──そこに眠る“欲望の化身”。そいつを討伐してみせろ」

ロイド「……“欲望の化身”……!?なんか……最終ボスっぽいぞ!?」

シゲル「安心せい、ボス前にまだ羞恥ステージがあるからのぉ♡ 今夜は泊まっていけ♡」

ロイド「……こういう展開って…”いつもの奴”だよなぁ」

リー・アル「”どきどき!?変態ブリーフまみれの一夜”…これは…最高の夜の予感アル♪」

ロイド「やめろ!なんか卑猥な感じがいやだ!!」


──そして翌朝。

試練を終えたロイド一行は、シゲルの“ブリーフ型建造物”──『羞恥と誇りの殿堂』に泊まっていた。

屋根がゴム縁、入口が通気口、タペストリーには“羞恥大歓迎”の文字。”羞恥とブリーフに包まれた宴”の夜明け──

しかし、ロイド一行の顔には明らかな寝不足の気配が漂っていた。

ロイド「……うぅ、目が……重てぇ……羞恥の夢ばっか見て全然寝た気しねぇ……」

コト「拙者、ブリーフに囲まれて寝返りすらままならなかったでござる……」

リリィ「……羞恥の圧に負けて、何度も寝汗をかきましたわ……♡」

マリス「俺なんか夢でブリーフに責められて、朝から疲労困憊だわ……」

リー・アル「シャッチョサン!昨日は”お楽しみでしたね”アル♪」

ロイド「うるせぇ!」

一晩中”ブリーフに囲まれながらの宴”を終え眠い目をこすりながら再び集合した一行

──そしてそのまま、シゲルの案内でジャングル最奥の“前座羞恥ステージ”へと一行は向かうのだった。

その目前、羞恥の風が吹き抜ける中── ロイドはいつもの星柄パンティにヒラヒラスカート、ヒール姿。 コトはさらしとふんどしで猫耳スタンバイ。 リリィは伝説のガーターベルトに女王様風レザー装備、背筋を伸ばしタバコの煙をくゆらせていた。

その三人の変態装備を見渡し、シゲルは腕を組んでふと眉をひそめる。

シゲル「……うむ。なにかが足りん……そう、色味が偏っておる……ッ!!」

その瞬間、シゲルはカッと目を見開き、マリスをズイと指差した。

シゲル「次は……お前の番だッ!!」

マリス「はあああああ!?なんでだよ俺だけ普通だっただろ今までぇぇぇ!?」

シゲルは息を荒げながら、自身の腰からブリーフをずるりと脱ぎ──

シゲル「この一枚、ワシが十年寝かせた勝負ブリーフ……ありがたく履けぇぇぇ!!」

マリス「いやちょっと!?それ時間経過的に衛生的にも無理だってぇぇぇ!!!」

だが抵抗虚しく、シゲルのブリーフが容赦なくマリスの腰へ装着される。

ヒュッと風が吹き──スパンコールがキラリと輝く羞恥衣装がマリスにぴたりとフィットした。

マリス「や、やめろおおおおお!!!俺のキャラ崩壊するうううううう!!!!」

マリスは「誰がこんなことするかよっ!」と拒否しようとしたが、

ロイド「……でも、ここで引いたらマリスらしくないぜ?」

シゲル「おぬしの中に眠る“勝負師の魂”が、羞恥に打ち勝つ姿──ワシは見たいんじゃ!!」

その説得に、マリスは舌打ちしつつも観念したようにブリーフを手に取る。

マリス「くっ……こうなったら、やってやるよ……!」

マリスは渋々ながらシゲルのブリーフを腰に装着し、その瞬間、まばゆい光が彼の全身を包み込んだ。

スポットライトがジャングルの空を突き抜け、虹色のエフェクトと共に彼の姿が変貌していく──

バニーガールの耳、ギャンブルモチーフのスパンコール付きビスチェ、腰にはトランプ柄のTバックブリーフ、黒網タイツ、ヒールブーツまで完備。

胸元にはダイスのブローチ、背中には“ALL IN”と書かれたケープが翻る。

マリス「ぐっ……なんだこれ……恥ずかしい……でも……勝負師として負けられねぇっ!!」

だがその入口には、なぜか真紅の絨毯とスポットライトが──

シゲル「ここが“前座羞恥ステージ”じゃッ!! この先へ進むには、“羞恥の舞台”で全力のパフォーマンスを披露せねばならんのじゃァ!!」

リリィ「……羞恥の舞台……つまり、人前で変態的な衣装を披露する儀式、ですわね」

シゲル「その通りじゃ。しかも今回は──マリス!貴様がその務めを果たせいッ!! この舞台に立つならば、羞恥を極めた“ポールダンス”を踊るのじゃッ!!」

マリス「はぁ!?なんで俺なんだよ!?今までノリだけで来てたけど、ここにきて正気かよ!?」

パンジー「ウキィィ♡ マリス様の羞恥姿……たまらないウキ♡ これぞ変態芸術ウキ♡」

手渡されたのは、スパンコールが乱反射するシースルーシャツ──

ロイド「うわぁあああ!?ついに来たぞ!マリスの羞恥タイム!!!」

コト「拙者、これは第三の開眼でござる……目と脳が一致しない感覚……!」

マリス「ふざけんな!!誰がこんなもん……っ!?くそっ、勝負師は逃げねぇんだよ!!やってやるよぉぉぉぉ!! ……踊ってやるよ、ポールダンスってやつをよぉぉぉ!!覚悟しろよステージ……!!」

ステージに立ったマリスは、羞恥と勝負魂を込めてトランプを一枚ずつ宙に飛ばし、ポールを中心回転しながらスポットライトの中でシャウトする。

マリス「見やがれッ!これが!俺の!勝負とブリーフだぁぁぁあああ!!」

ジャングルが静まり返る中、最後の一枚のトランプがふわりと地面に落ちた。

──次の瞬間、地響きと共に祭壇が開き、巨大な石像がせり上がってきた。

リリィ「……きましたわね」

パンジー「ウキィィィ……アレが、“欲望の化身”ウキ♡」

現れたのは、煌びやかな羽毛と宝石をまとう巨大な“変態神像”──その腰には伝説級ガーターベルト、ふんどし、パンティをすべて纏った三重変態装備。

ロイド「うっわ……全部乗せじゃねーか!!」

シゲル「ヤツこそ、この地に封じられた“欲望の極地”……お前たちに討伐の資格はある。全力で挑め!!」

ロイド「よし!いくぞ、変態勇者パーティー!!羞恥の極み、見せてやろうぜ!!」

マリス「…(放心状態)」

その言葉に、一行の目がギラリと輝く。

そしてその後方で──

シゲルはそっと手を合わせ、ひときわ輝くバニーガールブリーフ姿のマリスを見つめていた。

シゲル「……美しい……!あの脚線美、あのTバックライン……まさに“ギャンブルの神が与えし羞恥”……っ!!!」

熱い吐息を漏らし、鼻息がスチームのように湧き上がる。

シゲル「ありがとう……ありがとう羞恥よ……ワシは今、変態職人として最高の作品に出会えた気がするぅぅぅ!!!」


──次回、“欲望の化身”との戦い、ついに開幕ッ!! 羞恥と覚悟を武器に挑む変態たちの物語は、まだまだ続く!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ