表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/85

4話

 目が覚めてしまった。


 学校には、行くしかない。


 「、、、おはよう、大気」

気まずそうに、挨拶する母親


「おはよう、お兄ちゃん」

 元気を無理やり出している感じを出す、妹


「大気、おはよう」

 アクセントを変えて、優しいような声を出している、佳奈。

 

 「、、、おはよう、、、ご飯ある?」

正直食べる気は起きないが、捨てるのは勿体無い。


 「あ、ごめん、用意してなかった。」


「大丈夫。俺が何も言ってなかったのが悪いし、朝ごはんは途中で買うよ。」

 そのまま扉に向かって外へ出る。


 「いってら」

「あっいって」

「一緒に、」


ーーーーーー

 職員室で先生達と話をして、教室に着いた。

  

 前はもっと騒がしかった。今は既に静かになっている。


 そして、教室に入ると、クラッカーが鳴った。


 「おかえりー!大気。」

 「おかえりー!!」「半年ぶりだね!!」


  黒板におかえりと書いてある。そして生徒はみんな揃ってこっちを見る。いや一人○んだから居ないか。


 「まず謝れよ。」

  思わず人に聞こえないくらいの声が出た。


 「大気!久しぶりだな、会えなくて寂しかったぞ。」

  こいつは、元親友の林田。

 

 俺は一切寂しくなかったし、そもそも冤罪1回目から話をしてない。


「ごめん、どいてくれる。」


「、あ、そうだな。」


 つか俺の席どこだ? 

 

「大気!!居なかった分のノート見せてあげるね。」

前にいつもノートを貸してた、間ノ宮さんだ。


 「ノートはいいから席どこ?」


「それはね、ここだよ。」


俺は1番後ろの窓側になってた。


「ありがとう」


「、、、ありがとうなんて、、、ただ机教えただけじゃん。」

そうだよ、だから感謝したから、貸し借りなしだ。


 みんなが俺をじろじろ見てくる。だが今の一瞬で俺の機嫌が伝わったのか、話そうとしない。それが1番良い関わりだ。


そして、俺の方に冤罪を掛けた転校生がやって来た。


「、、、ごめんなさい。」


 「、、、」


 冤罪転校生は泣きながら、俺に謝る。

「命令されたからとは言え、貴方に最低なことをしてしまった。」


「、、、一つ良い?」


「、何?何でも言って。私罪を償う為ならなんでもするから。」


「訴えてくれたって君?」


「そうだよ、私!、今頃遅かったと思うけどせめてもって思って。」

 急にテンション上がったな、コイツ。


「そうなんだ。ありがとうね。」

 浮気されたの草


「、、、う、うん。」



 転校生以外のクラス皆は謝罪をせず、責められるつもりだった。そして、大気の悲しみや憎しみを全て受け入れて、罪を償い謝罪しようと思った。そして、いつかは前のような大気との関係に戻れることを祈っているのだ。

 


「面白かったらブックマーク、下の評価よろしくお願いします!」

 

  よろしければこちらもご覧下さい。同じエアの作品です。


 家族に大切な物を捨てられた。俺は、、

 https://book1.adouzi.eu.org/n6578hz/


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[一言] ほんと加害者達が薄っぺらくて草
[気になる点] この作品に限らずどの話もストーリーはとても気になる。 でも3点リーダー代わりに句点を付けてるのがどうにも気になって内容が入ってこず離れてしまう。 作品ごとに何度も繰り返してるので、その…
[一言] この話見て、それでも3話まで付けてたいいね! 今回はやめました。 又、入れてたポイントも取り消しました。 まあとにかく初めからの設定の出鱈目さもアレですが、こんなクラスメイトの対応も有り得…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ