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はらつい・孕ませましたがなにか? ~勇者パーティ内で女性メンバー全員を口説いて回った最強チートの俺が、リーダーにばれて追放? だが、もう遅い~  作者: にわとりぶらま


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第137話 哀れな女王

「あぁ~ 確かに芋虫の頭部に人型がついているな…」


 俺は芋虫に近づきながら、女王の姿を確認していく。確かに女王だけあって、ジェネラル達に押さえつけられていると言っても、気品や威厳を感じられる姿をしている。


 まぁ、女王と言う割には、少し若い年齢に見えるが16,17歳ぐらいか? 身長も高くはなさそうだ。物凄い毛量のストレートヘアの艶やかな金髪に黄金色の瞳、しっとりとしてきめ細やかな肌、流石に胸の大きさに関しては女王級といったところか。どこから用意したのかわからんが、清楚で気品ある白い服を纏っている。


「あ、貴方たち! は、放しなさいよっ! わ、私は貴方たちの女王なんだからねっ!!」


 ん~ 声は女王様ではなく、なんかツンデレっぽい声だな~ これはこれで、ギャップがあっていいのだが


「クックックッ… お前が虫たちの女王なのか… ようやくそのご尊顔を拝謁することが出来たようだな…」


俺は呟くような微かな笑い声をあげながら、したり顔をして女王に歩み寄っていく。


「な、なによっ! だ、誰な… ひっ!! 化け物!!」


 俺の声に気が付いた女王は、俺の姿を見て喋っている途中で悲鳴をあげる。失礼な奴だな~ 俺の姿を見て、急に悲鳴をあげるなんて… しかも化け物だと? 芋虫に化け物と呼ばれる日がくるとは… まぁ、下半身丸出しで、触手がうにょうにょしているから仕方がないが…


「フハハハハハ! 女王ともあろうものが、我が姿を見ただけで、怯えて悲鳴をあげるとは、なんとも情けない女王であるか!」


 俺は気を取り直して、派手に外套をはためかせて、片腕を女王に向けて突き出し、高笑いをあげながら女王を煽る。


「くっ! わ、私は虫王族女王エイドリアンよっ! お、怯えたりしていないんだからねっ!」


 女王エイドリアンは…ってマジ、エイドリアンなのかよ、羞恥に口元を歪め、眉を顰めながら、俺から少し、顔を背ける。う~ん、見事なツンデレぷりだ… 賞賛に値する。ここまでの逸材に出会えた事で、俺の胸には喜びの笑いが湧き上がる。


「クックック……」


呟くような微かな笑いをする。


「フハハハハ!!」


次に、堪えきれずに笑い出した声をあげる。


「ハーッハッハッハ!!」

 

狂ったように高笑いを女王エイドリアンに浴びせる。


「なっ! なにがおかしいのよっ!」


俺の笑い声に、女王エイドリアンは目に角を立て、怒りに顔を高揚させる。


「クククッ 未だ自分の置かれた状況が解らぬ愚か者が、女王? エイドリアン? 甚だしいにも程がある! お前など、ただのエイミーで十分だ!」


「わ、わ、私をエイミーと呼ばないで!」


 エイミーは怒りで抗議の声をあげる。しかし、この女をどうやって頂こうか… 芋虫の頭の部分にいるから、この芋虫を登っていかないとダメだし、面倒だな…


俺がそんな事を考えていると、マイSONの触手の一本が俺の耳元にやってくる。



(パパ、ここは僕に任せてもらってもいい?)



「えっ? お前がか?」



(うん、僕はね、一国の女王が元配下だった者たちに熟視されながら、凌辱されていくってのをやって見たかったんだ♪)



「えっ!? ちょっ! ん? まぁ… って、確かにそそるシュチエーションではあるが…お前…さらりと恐ろしいことをいうなぁ…」


我が息子ながら、ちょっと… いや、かなり業が深いな…



(パパ…お願い!)



「ん~ 分かった、お前の好きなようにやってこい!」


俺自身も、30人ほどやって疲れていたので、この際、マイSONに任せる事にしてみた。



(わぁーい☆ パパ、ありがとう~♪)



 マイSONは可愛い顔文字でもついてそうな、楽し気な声を俺の脳内に響かせて、エイミーに向かって、触手を伸ばしていく。これからとんでもない事をするつもりなのに、よくこんな声をだせるな…


「ち、近づかないでぇ!!」


エイミーは迫りくる触手に髪を振り乱しながら悲鳴をあげる。


シュタタタッタッ! シュタタタッタッ! シュタタタッタッ! シュタタタッタッ!


 エイミーの悲鳴も空しく、四本の触手はエイミーの四肢にまるで獲物を締め上げる蛇の様に絡みつく。


グッ! ググッグッ!!


絡みついた触手はエイミーを引き寄せようと力を入れて引き上げる。


「いやっ! や、やめてぇっ!! ひっぱらないでっ! 引っ張ったら、だ、第二腹部がちぎれちゃう! 私がちぎれたら、第二腹部の中の子供たちが… 子供たちがっ!!」


 エイミーが第二腹部がちぎれる事、またその中の子供たちの事を案じて、悲壮な声をあげる。


 その声に応じたのか、エイミーを引き上げる触手の力が弱まる。それを感じたエイミーは表情を緩ませ、胸を撫でおろす。がしかし、次の瞬間…


ブッチンッ!!


 触手は緩めた勢いを使って、一気に引き上げ、エイミーと第二腹部との接続がちぎれてしまう。


「いやぁぁぁ!!! 第二腹部がっ! 子供たちが!!」


ちょっ… こ、これは流石にエグイ…


「だ、旦那… 鬼でやすね… もう人の所業ではありませんよ…」


「あ、主様よ… とうとう、心まで魔王となってしまわれたか…」


カズオとカローラが強張らせた顔で言ってくる。


「いや、ちがうから! 俺じゃないから! む、息子が勝手にやったことだがらっ!! 俺、魔王じゃないから! た、多分、ぎりぎり人間だからっ!」


俺は二人に必死に言い訳をする。


「ゆ、ゆるさない! 絶対に許さないんだから!! って、なによ! なにをするつもりなのっ!!」


 エイミーが俺に憤激の涙を搾りながら怒声をあげている途中で、そのエイミーの前にゆらゆらと触手が近づいていく。


 そして、のっそりとスカートの裾から侵入していき、エイミーの身体と服の間を弄るように這い上がっていき、胸元の隙間から這い出てくる。そして、布を割く音を立てながら、エイミーの服を一気に引き裂いていく。


「いやぁぁぁ!!!」


 エイミーは自分の裸体を俺達は元部下たちの衆目に晒され、悲鳴をあげる。さらにその上、裸体になったエイミーに新たな触手が、まるで舐め廻すように絡みついていく。いや、実際、宣言通りの行動だけど、実際にその絵図を目の当たりにするとかなりエグイというかドン引きする。


ドン引きになって冷静になった俺は、側にいたアルファーとベータを手招きする。


「なにか御用ですか? キング・イチロー様」


「ですか?(キリッ)」


二人が俺とひそひそ話を出来る距離までやってくる。


「流石に、腹の中の子供まで、このまま死なせたら寝起きが悪い、アルファー、出来るだけ助けてやってくれ、女王を従属させたら、子供たちも俺に従属するんだろ?」


「えっ あっ はい、そうです。女王を従えれば、私の妹たちもキング・イチロー様に従います。では、早速、作業を行います」


そう答えたアルファーは、少し口角をあげたように見えた。


「で、ベータ、お前はここの女王の間に繋がる通路を全て塞いで来い! 絶対に、サイリスや兵隊がここに来ないようにしろ! 理由を聞かれたら、壮絶な戦いの最中だといっておけ! 分かったな? 絶対だぞ!」


「このベータにお任せください!(キリッ)」


ベータは決め顔でそう言うと、早速、通路の方に駆けて行った。


今のこの状況を俺たち以外の者に見られたら、俺自身が討伐対象になってしまいそうだ…


 とりあえず、二人は俺の指示通りに人手を集めて作業を開始したので、視線をエイミーに戻してみると、既に触手による人間式…いや触手式同化作業と言うわからせが始まっていた。


「んっ! くっ! あっ! こ、こんな触手に…負けないんだからっ…」


 エイミーは恥辱と屈辱にまみれながら、必死に嬌声を出すまいとして堪えている。しかし、触手はそんなエイミーをあざ笑うかの様に様々な手を使い、エイミーを辱める。


そんな中、一本の触手がカズオの方に向かっていく。


「ひぃっ! しょ、触手が!! あ、あっしはまだ、身体の準備がっ!!」


おまっ… その言い方だと、心の準備は出来ているのかよ…



(パパ、僕、喉が渇いた。パパの精力剤もらっていい?)



「えっ!? お前、喉が渇いたって、お前、どこに喉あるんだよ… 俺が飲めばいいのか?」



(自分で飲めるから大丈夫だよ、パパ)



「自分で飲めるって… まぁいいや、おい、カズオ~ その触手に精力剤の樽渡してやってくれ」


「はっ? そうなんでやすか? で、では…」


 カズオはそう答えると、背中の精力剤の入った樽を触手の前に降ろす。すると触手は手の様なものを生やして、器用に樽の蓋を開け放ち、中に触手の先っぽを突っ込み、コクコクと精力剤を飲んでいく。


「おまっ… そっから飲むのかよ… というか飲めるんか…」



(ふぅ~ これで喉も癒えたし、元気が出て来たよ、パパっ ありがとう! あのこ、手ごわくて、まだまだ遊べそうだから、頑張って来るねっ)



触手はそう言うとエイミーの所へ戻っていく。


「んんっ! あんっ だめっ! も、もうだめったらっ… ゆ、許して… 参りましたから… もう… んぐっ!!」


エイミーの言葉の途中で、触手がその口を塞ぎ、エイミーは喋れなくなる。


「…今、参りましたっていってなかったか?… まぁいいや…好きにしろ… 途中で止めて暴走されても困る…」


俺はエイミーの言葉を聞かなかった事にして、触手の好きにさせる。



そして、一時間後…



「なぁ、ちょっと、腹へらないか?」


「はぁ? 旦那、今何を?」


「な、なにを言っておるのじゃ…主様」


俺の腹減った発言に二人は目を丸くする。


「いや、だから腹減らないか?」


「た、確かに少し…腹はへっておるが、時と場合がのう…」


「それに、あっしは今、普段から持ち歩いている調味料しかありやせんよ」


 ちなみに触手によるエイミーのわからせ作業は続いているが、俺は出来るだけ見ないよにしている。


「調味料があるなら、後は食材を準備するだけだな」


「食材って… アレでやすか?」


「あぁ、アレだ、エビの味がする奴、そこらにいるだろ?」


この部屋にもドローンはいる。全て、俺達のジェネラルで制御済の奴だ。


「わ、分かりやした… 気が引けやすがやってみやす…」


 カズオはそこらで人数分のドローンを捕まえて、手際よく捌いていく。そして、シュリが炎を吐いて加熱し、カズオが殻を割って、小物入れから調味料を取り出し、むき身に振りかけていく。


「うほぉ~ いい香りぃ~ しかし、カズオ、良く調味料なんて持ち歩いていたな?」


「へい、もともとあっしらオークは定住しやせんので、いつでもどこでも捕まえた物を食べられるように、調味料を持ち歩いているんでやすよ」


俺はカズオからむき身を一つ受け取り、齧り付く。


「おぉ、うめぇ~ ほんと身がぷりぷりで、噛めば旨味がじゅわって口の中に広がるな~」


他の皆も進まない手つきでむき身を受け取る。


「しかし、魔王の侵攻とかで、魔王の軍勢が、人間を食らいながら侵攻するってのはある意味、理にかなっているんだな。敵の数も減らせるし、戦意も削げるし、兵站の心配もいらないしな」


「はぁ? 主様、何をいっておるのじゃ? そんな話聞いたことがないぞ?」


「あ、あっしも聞いたことが無いでやすね… あっしらの様な者でも、人の形をして喋るものを食べるのは禁忌というか、外道と言うか… 超えてはならない一線でやすね…」


 二人は目を丸くして俺を見る。そこで俺ははっと思い出す。この話は俺の元の世界のゲームとか漫画の話であって、この世界では確かにそんな話を聞いたことがない。人間を食うのは人型ではない獣だけだ。


「し、しかし、この様な鬼畜の様な所業をしていても、腹が減っておっては、何を食ってもうまく感じるものじゃのう… わらわも主様の魔に当てられてしまったのかのう…」


シュリは光の無い瞳で、無表情でむき身に齧り付く。


「シュリ、黙って食べよう」


「そ、そうじゃな、カローラよ」


そうして、俺達は気まずい雰囲気でむき身をむさぼり続けた。


そして、腹が満たされると、今度は眠気が襲ってくる。


「おい、息子よ、俺、眠いんだが… まだ、終わらんのか?」



(あっパパ、寝てていいよ。僕一人で続けられるから~)



 俺はある意味、もう終われよと言う意味で言ったつもりであったのだが理解していない様で、息子本人はまだまだ続けるつもりである。


「じゃあ、本当に寝るぞ? いいんだな? 寝るぞ?」



(うん、パパ、おやすみ~)



もう知らん、俺は本当に寝る。付き合ってられん!


俺は横たわって目を閉じた。すると、すぐに睡魔が襲ってきて、深い眠りの底についた。


そして、どれぐらい眠ったであろうか、誰かが俺の肩を叩くのを感じて、俺は目を覚ます。



(パパ、起きた?)



 目を開けると、触手が腕を伸ばして、俺の肩を叩いていた。おそらく人類史上はじめて、自分の(性的な)息子に肩を叩かれて目覚めた人物となった訳だが、全く祝う気分になれん。


「ん… あぁ、起きたぞ」


 俺がそう答えながら身体を起こすと、俺の目の前に、エイミーが三つ指をついて土下座をしていた。


「キング・イチロー様… このほどは、私は身の程を知らず、偉大なキング・イチロー様に立てついた事を心よりお詫び申し上げます… また、この様な私の子供たちを救って頂き、そのご慈悲に感謝感激しております。今後はキング・イチロー様の忠実なる下僕として従いますすので、何卒、私目の事はエイミーとお呼びください…」


そう言ってエイミーは恭しく、そして微動だにせず土下座を続けた。


「お、おぅ…そうか… と、とりあえず、お疲れ…」


 俺はエイミーの変わり様にとまどいながら、自分の外套を取り外し、エイミーに掛けてやる。



(パパ)



「お、おぅ、お前もお疲れ… 頑張ったな…」



(うんうん…いいよ… でも、僕、少し疲れちゃったから眠るね… 深い眠りに入るからしばらく、パパとおしゃべり出来なくなっちゃうんだ…)



「そ、そうなのか? 大丈夫なのか?」



(心配しないで、パパ、僕は消えたりしない、ただ眠るだけだから、パパが必要な時には心から僕の事を呼んでくれたら、僕は再び目覚めるから… 僕はいつでもパパの股間にいるよ… じゃあ、おやすみ…パパ…)



そうして、触手はシュルシュルと縮んでいき、いつものマイSONの姿へともどる。


いつでも呼んでくれって… こいつは色々危険すぎる…封印だ、絶対に呼ばん!


「キング・イチロー様、こちらを」


そういって元の姿に戻った俺に、アルファーがズボンとパンツを持ってくる。


「おう、ありがとな」


 俺はパンツとズボンを履き、いつも通りの姿に戻る。誰だよ、恥ずかしくないもんとか、ズボンなんて不要です、エロい人以外には分らんのですとかいってた奴は… やっぱ、ズボンは必要だ。ズボンが無いと人前に恥ずかしくて出られん。


 ズボンを履いて人心地ついたところで辺りを見回す。シュリ、カローラ、カズオの三人は俺につられて寝ている様だ。アルファーの後ろには、幼女を抱きかかえたり、少女と手を繋いだジェネラル達が並んでいる。


「何人助かったんだ?」


「はい、全員とは言いませんが、胚の状態の物を除き12人程、助け出すことが出来ました。これもキング・イチロー様のお陰です。妹たちに代わりお礼を申し上げます」


そういってアルファーは口角をあげる。


「そうか、では帰るとするか、おら、お前ら起きろ! 帰るぞ!!」


女王の広間に俺の声が響いた。




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