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第百九十七話『決着』

「残念ですがこれでおしまいです!」

『鬼王のアルバート』はすっと『鬼神の剣』を抜いて、突きの構えをした。


そして、サラと奈緒子の『二人にしたように』正確に左胸を狙って、『鬼神の剣』で突いた。


「その攻撃を待っていたんだ!!」

と、僕は叫んだ。


「なん、ですと・・・?」

と『鬼王のアルバート』は言った。


そして、表示されたダメージに彼は驚いた。

そう、クリティカルが出て、一撃で相手を倒すことが出来るはずの突きのダメージに!


「0」


と表示されたのだ。


「これは一体・・・」

と『鬼王のアルバート』は呟く。


無理もない、彼が攻撃したのは、この世で最強の防具。

SSSランクの防具「神衣 - カムイ」シリーズ鎧の鎧『神の鎧 - ゴッドメイル』だったのだから。


そして・・・。


「この距離なら僕でも当てられる!これで・・・終わりだ!!」

と僕は、避けられないほどそばに来てしまった、『鬼王のアルバート』に向かって、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」を全力で振り下ろした。


「なん・・・と・・・」

と『鬼王のアルバート』は言って、彼のHPバーが急速に減っていく。


「頭や腕を狙われる可能性はもちろんあった・・・そこにはカムイシリーズの防具がない。だけど、正確に二人の心臓を狙う、あなたが心臓を狙ってくれると、信じてましたよ・・・」

と、僕は『鬼王のアルバート』に向かって言った。


「なるほど、自分の技術への過信があだになったというわけですね・・・素直に無防備なところを狙うべきでした・・・まさかそんな防具をお持ちとは・・・おみごとです・・・」

と言い残し、爆発のエフェクトが発生し、『鬼王のアルバート』は消えた。


そう、倒したのだ。


四天王の一人、『鬼王のアルバート』を!


C級の僕達三人が!


そして、倒したことによりBGMが変わり、行動不能になっていた、サラと奈緒子のHPが1になり動けるようになる。


「ジュン!!」

と、サラが叫ぶ。


「ジュンさん!!」

と奈緒子も叫ぶ。


「た・・・倒した!!」

と、僕が呟く。


「わー!やったー!やったー!」

と僕の両手を掴みながらブンブン振るサラ。

その無邪気な動きは単純に可愛かった。


「ジュンさん!!」

と、奈緒子は僕に抱きつく。


「う、うん・・・」

と、僕は、なんとか返すだけで精一杯だった。

奈緒子の大きな胸が少しあたっている。


「こわかったです!!」

と抱きつきながら奈緒子は言う。


そう、いきなり『鬼王のアルバート』に心臓を一突きされて、行動不能になっていたからだ。


「うん、怖かったね・・・そして手ごわかった・・・」

と奈緒子にそっと言った。


「よく・・・倒せたよ・・・」

と僕が呟く。


そして、あたりが輝き出す。

「レア宝箱だ!」

そう、『鬼王のアルバート』を倒した報酬の、レア宝箱、通称ガチャが現れた。

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