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第百八十一話『アクティブトロール』

そして『アクティブトロール』が走ってきた。

「よし、くるよ!」

と、僕が言った。


僕の元まで走ってきた、『アクティブトロール』が、攻撃モーションに入ったので、バッと後ろにジャンプして避けた。


「おお、『アクティブトロール』速い!」

と、サラが、前回のノーマルトロールとくらべてそう言った。


「うん、ノーマルトロールよりはずっと速いね!」

と僕は言う。


「とはいえ、このくらいなら、しっかり見てれば、避けられるね!」

と僕が言う。

そう僕の運動能力でも、この初期モンスターの、ゆっくりな反応速度。モーション事態は早くなっていても、相手を射程距離にいれてから攻撃に入るまではそんなに速くない相手なら避けられる。


「なるほど、私もやってみたい!」

と、サラが言う!

そう、前回のノーマルトロールの攻撃は紙一重の距離で避けることに成功していたサラだった。

少し進化したトロールでも試したいようだ。


「へいっピッチャーカモン!」

と、サラが『アクティブトロール』に対して言う。

注目を集めて、自分に攻撃させて、それを避けるために、敵を煽る。


「アクティブトロールもピッチャーなんだね!」

と、僕が笑う。

ノーマルトロールもピッチャー扱いされていた。


「ピッチャービビってる!!へいへいへい!」

と、謎の煽りで、『アクティブトロール』の敵視を集めるサラ。


「グオォォォォォ!」

とその煽りを受けて、『アクティブトロール』がサラに近づいてくる。

しっかりと敵視を集めることに成功したようだった。


サラは一歩も動かないで、走って近づいてきている『アクティブトロール』のことを見ている。


「グオオッ!」

と言いながら、サラを射程距離にいれた『アクティブトロール』は攻撃モーションを発動させた。

ぐっと大きく高くハンマーを掲げる。


「前の、トロールより少し速いんだよね!」

と言いながら、じっと、モーションを見ている。


大きく振りかぶった、ハンマーを振り下ろす。

サラはその瞬間を逃さず、少ない動きで少しだけ後ろに下がる。


スッ


と見事に『アクティブトロール』の攻撃を避けるサラ。


「おお、また、避けた!神業だ!」

と僕が言う。


そう、僕にはとても出来る芸当ではない。

彼女の運動能力、動体視力、カンの良さがそろっていて初めて出来る技であろう。


「うん、当たり判定?はだいたい同じっぽいね!少し速いだけだった!」

と、サラが実験を済ませて、報告する。


「すごいです、サラちゃん!」

と、奈緒子が言う。


見事に敵視を集めて、しっかりと少ない動作で攻撃を避けたサラだった。

その行為を見て、僕はとあることを思い出した。


「そういえば、サラ!『ピッチャービビってる!』も効果的

なんだけど、こういうのもあるよ!」

と僕は、アイテムを取り出した。


「ええ!なにそれ!!」

とそのアイテムを見てサラが驚いた声を出した。

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