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第百七十五話『バーストジュエル』

「次は別のアイテムを使ってみましょう!」

と、奈緒子が新たなアイテムを選択してそう言った。


「奈緒子ちゃんなにを使うの?」

とその動作を見ていたサラが聞く。


「これです!」

と、言いながら奈緒子は、僕とは別のアイテムを取り出す。

キィンと鳴りながら、手元に光のエフェクトが発動し、アイテムが登場した。


「それは・・・宝石?」

とサラが聞く。

そう、奈緒子の手に現れたのは赤く輝く美しく大きな宝石。

それを奈緒子は使うようだった。


「そうです、宝石です!」

と奈緒子が言って、準備する。

この砦を守るボス、トロールに向かって投げつけた。


「あ、それ、投げるの??」

とサラが驚く。


「バーストジュエル」

と奈緒子は言いながら、宝石をトロールに向かって投げる。


トロールはゆっくりとしていたので、奈緒子はしっかり当てることができた。

当たった途端、宝石が光り出し、トロールを『吹き飛ばした』!


「おー、すごい、大分端っこまで飛んだ!!」

と、サラが驚く。

ただ、ダメージはあまり与えていなようだった。


「そうです!これが『バーストジュエル』の効果吹き飛ばしです!」

と奈緒子が説明する。攻撃力は少ないんですけどね、と微笑む。


「これはどういう時に使うの?」

と、サラが質問する。


「そうですね、このゲームは位置取りが重要なゲームなんです!」

と奈緒子が説明する。


「できるだけ2:1で戦わないように工夫する必要があるんですが、どうしても、囲まれてしまうことがあって、そのときに、こういうアイテムで強制的に位置を変えるんです!!」

と、奈緒子が説明する。


「そうだね。僕とか、サラとか『アタッカー』は近づいてていいんだけど、魔法使いとか遠隔攻撃が得意な人達は近づかれると、一方的に攻撃されてしまう状況になりがちだから、こういうアイテムで位置を変えるんだ!」

と、僕も説明に加わる。

アタッカーに遠距離攻撃があまりないように、魔法使いのようなシューターには近距離攻撃があまりない。

つまり近づかれると割とピンチになる。


「なるほどねー!みんないろいろ考えてるんだね!ただパンチを当てればいいゲームじゃんいんだ!!」

とサラが言う。


「サラみたいにバンバン、パンチ充てられる人ばっかりじゃないからね!攻撃を当てるのは本来結構難しいんだよ」

と僕は笑った。

当てるための工夫を上位の人達はかなりしている。

それを一般的に『立ち回り』と呼ぶことが多い。


「『立ち回り』とかもかなり重要な技術になってくるしね」

「『立ち回り』??」

と僕の説明に、サラが君たちの言うことは難しすぎますな。と笑った。

ここで一気に立ち回りの説明をするのは、急すぎるな、と僕も思った。じっくり試しながら少しずつだ!


「ちょっと急ぎ足でやり過ぎたね!さて、ここまでのおさらいをしつつ、倒しちゃおう!」

と僕は、砦のボス、トロールをしっかり見てそう言った。

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