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第百四十一話『赤いドアと青いドア』

「そう、わりとホラークエストはめんどくさいものが多いんだよね・・・道を間違えると、最初からやり直すやつとか・・・」

「あー!よくありますよね!大変なんですよね!」

と奈緒子が言う。


「えー、奈緒子ちゃんホラーなゲームもやるの?」

とサラが聞く。


「はい、やりますよ!ホラーゲームは割とメジャーなジャンルですよ!」

と微笑んだ。お化けを怖がるアタッカー二人と違いホラーに強く、心強い奈緒子だった。


「さて、とりあえず、左のドアに行ってみようか!」

と僕が言う。


『左のドア』は入り口から見て左のドアで、中央のドアを開けようとした時に、白い幽霊こと『ゴーストエレメンツ』が鍵を持って行ったうちの一つのドアだ。


「そうですね!一個ずつアイテムを回収しましょう!」

と奈緒子が言う。


「ほんとに、肝試しみたいになってきたわね!」

と水晶さんが微笑む。


「なかなか、おもしろい!」

と頷きながら瑠璃が言う。

この二人はそんなに怖がっていないようだ。


「さて、どんなコースかな?」

と僕が、ドアを開ける。


その瞬間僕は理解した。


「うわー、でた!」

と僕は呟いた。


「あー、出ちゃいましたね!」

と奈緒子が微笑む。


「え?なに?なに?」

とサラが聞く。


「これでわかるの?赤いドア・・・と青いドア・・・と数字・・・?1って書いてある・・・これで何かわかるの・・・?」

とサラが聞く。さっぱりわからんなー、と、言いながらサラは、はてなを頭に浮かべる。


「とりあえず、ドアを開けてみて!好きな方」

「うーん、じゃあ、赤?」

と僕がサラに言って、サラが扉を開ける。


すると、ピンポンピンポンと高い音がなる。


「あ、なんか、ピンポンってなった!!なにこれ?正解??」

とサラが聞く。


「うん、多分そう。」

と僕が言う。


「え!でもまた同じ部屋じゃん!!赤いドアと青いドアの部屋だ!なにこれ!!」

とサラが言う。


「数字、よく見て!」

と僕がサラに言う。


「数字・・・?なんのこっちゃ・・・って、あ!2になってる!!同じ部屋じゃないってこと??進んだのかぁ」

「そう、進んだんだ・・・1回目は当たったようだね!」

と僕がサラに言う。


「当たった?何が?外れがあるの??」

とサラがまたちんぷんかんぷんだ。

という顔でこっちを見ている。


「そうだね、もう一回、好きなドア選んで見て!」

と僕が言う。


「オッケー!じゃあまた赤で!」

とサラはそう言って、赤のドアを開けた。


すると

「ブッブー!」

と効果音がした。


「そう、うまくは行かないか・・・」

と僕は呟く。

「1回目が運が良かったですね!」

と奈緒子が微笑む。


「え?なにが?なにが??ブッブーってなに!?!?」

とサラが叫ぶ。


すると、辺りが暗くなって、モンスターがたくさん現れた。


「ぎゃー!出たー!!」

とサラが叫ぶ。


「そして、数字が1に戻ってる」

と僕が呟く。


「やっぱり、『道を間違えると、最初からやり直す』ステージだったね」

と僕が呟いた。

そう、ホラーの定番、『間違えると最初から』ステージだった。

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