表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
132/368

第百三十一話『モンスターボックス』

「珊瑚ちゃんですね!」

「珊瑚たちか!」

「珊瑚ちゃん!」


と三人が同時に言った。


「よっし!そうと決まればこのまま聞きに行こう!」

サラが元気良くそう言って、僕らは『大龍 - ワイバーン』で珊瑚たちの元に向かった。


「ピンポーン」

珊瑚の家のチャイムを鳴らす。


その音が家に鳴り響いたた音、ダッダッダっと走ってくる音が聞こえて、近づいてくる。

そして、ガチャっと勢い良く、ドアノブが回る。

そういう細かいところまで再現されているのが「ラスト・オンライン」だ。


「なんや!」

と、珊瑚が言いながらドアが開く。

バンと、ドアが開いて、珊瑚が飛び出してくる。

僕らはそれを予想して、少し下がっていた。


「あ、なんやジュンたちかいな」

と珊瑚が僕達を認識して言う。

笑顔のサラ、僕、軽く手を振る奈緒子。

珊瑚の様子を確認して、サラが、大きく息を吸う。


「せーの」

と呼吸を合わせる。


「「「動物を持ち運ぶ方法を教えて下さい!!」」」


と、僕らは呼吸を合わせて言った。

来る前にぼそりと、みんな合わせて言ってね。

とドラゴンの上で打ち合わせしていたのだ。


「出た!くくり芸人のみなさんや!」

と前回と同じくだりに同じように突っ込んでくれる、珊瑚。さすが関西人。あの番組は東京ローカルかもしれないが・・・。


「またかいなー!自分ら、うちら頼りすぎやで!もっと自分らでがんばりーな!」

と言う珊瑚。

そこに、いつのまにか、後ろからやってきていた水晶さんが言う。


「あら、珊瑚ちゃん。ジュンくんたちが来なくて寂しいわぁ!って今言ってたところじゃない!」

と微笑みながら水晶さんが言う。


「な!そんなこと言うとらんわ!少し、元気にしとるかな・・・と思っただけや」

「しっかり言ってた」

と、さらにやってきていた、小さい魔法使いの瑠璃もビシっといった。


「言うなやぁ、瑠璃」

とそれは内緒やろぉ、と、口の前に指で1を作って唇をかるく隠しながら言う珊瑚。


「うんうん、気持ちいいくらいに、いつものやりとりですな!」

と笑顔でポンポンと、珊瑚の肩を叩く格闘少女のサラ。


「ふん!で、なんや!!今回は!」

と、美少女剣士の珊瑚が問い返す。


「せーの」

と、もう一回呼吸をあわせる僕ら。


「「「動物を持ち運ぶ方法を教えて下さい」」」

ともう一度声を合わせてお願いする僕ら。


「わーかった。わーかった。そんな、くくり芸人みたいに言わんでいいから!教えたる教えたる!」

と言う珊瑚。


「ということは、「騎乗 - ライディング」を覚えたっちゅうことやな?」

と、珊瑚が言う。さすが元A級の経験者、なんで困っているかしっかりわかってらっしゃる。


「それだったらあれやな『モンスターボックス』やな」

ニコッと笑って教えてくれた。


「『モンスターボックス』!?」

サラが新しい単語に目を輝かせて聞いた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ