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第百三十〇話『スピードと視線』

「ワイちゃんは、さっきよりずっと優しく飛んでくれてるよ!みんなの言うこと聞いてくれるようになったんだね!」

とサラが喜ぶ。


「この風圧より凄いものを耐えてたのか、サラは・・・」

と改めてサラの身体コントロール能力に驚く。


「よっし、どんどんいってみよー!」

とサラは『大龍 - ワイバーン』を誘導した。


僕らは空中のドライブを楽しむ。


「おー、地面が遠い〜。カピちゃんがあんなに小さい!」

とサラが言う。

僕らは、元居た温泉を離れ、遊覧飛行を楽しんでいた。

この位置からでもかすかにカピバラたちが見える。


「ほんとだ!」

と僕が呟き、そしてどんどんカビバラ達から離れていく様子を見ている。

やっと、風圧にも耐え辺りを見回す余裕が出てきていた。


「カピちゃんたちも速かったですけど、やっぱりずっと早いですね、あっという間にカピちゃん達が見えなくなっちゃいました!」

と奈緒子が言う。

奈緒子も風圧になれ、余裕が出てきたようだ。


「カートとかに乗るとわかるけど、視線が低い乗り物は、かなり体感速度が高いけど、意外に大したことないのに対して、こういう飛行するものは、見た目そんなに進んでないけど、かなり進んでたりするんだよね」

と僕が言う。


「ほー、そういうものですか」

とサラが頷いている。

空中ってずっと同じ風景だからかな・・・。と割と本質てきな事を呟いて考えだすサラ。


「そういえば、カピちゃんたちと離れちゃうけど、これ大丈夫なの?ジュン」

と僕にサラが聞く。

今は、ある程度、進んだら戻るつもりではいるんだけど、あのままカピバラたちがどっかにいったりしないかをサラは心配しているようだ。


「あそこから、遠くに行っちゃうことはないと思うんだけど、確かに、僕らが、『大龍 - ワイバーン』から、カピバラたち陸上生物に乗り換えたいときに、困るんだよね」

「確か、動物さんたちを持ち運べるアイテムがあったような気がします!」

と奈緒子が言う。

そうこれも割とRPGあるあるで、最初は乗り越えられないところに、乗り物を置きっぱなしにしなきゃいけなかったりする。


「あ、そうなんだ!じゃあ、それゲットしにいこう!!」

とサラが僕に言う。


「そうだね。でもどこにあるのかな・・・」

と僕が考える。

今のところヒントになるようなものは出てなかった気がする。

本来だったら龍に乗るのはもっと後だから、ヒントがまだ出てないのかもしれない。


「うん、ジュンでも知らないことがあるのね!じゃぁ知ってる人に聞きに行こう!!」

とサラが言う。


それを聞いて二人もピンときた。


「珊瑚ちゃんですね!」

「珊瑚たちか!」

「珊瑚ちゃん!」


と三人が同時に言った。


「よっし!そうと決まればこのまま聞きに行こう!」

サラが元気良くそう言って、僕らは『大龍 - ワイバーン』で珊瑚たちの元に向かった。

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