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第百二十九話『空のドライブ』

僕らはなんと、元A級の珊瑚達が倒すことができなかった『大龍 - ワイバーン』に「騎乗 - ライディング」することが出来たのだ!!


「よし、さすがワイちゃん良い子だ!!このまま皆で空のドライブに行こう!!」

とサラが言った。


やっぱり『大龍 - ワイバーン』の名前はワイちゃんだった。


「やっぱりワイちゃんか・・・」

と僕がサラが呼ぶ『大龍 - ワイバーン』の愛称で笑った。想像通りだったからだ。


「やっぱりってなによ!!」

とサラも笑う。


「サラちゃんらしいですね!」

と奈緒子も微笑む。サラの『ワイちゃん』の発音は僕がおもってたより可愛い響きだった。これは心のなかに止めておいた。


「よーっし!空中ドライブといこう!!ワイちゃんよろしく!」

とサラが『大龍 - ワイバーン』に言うと、巨大な龍は更に翼を羽ばたかせた。

すると、グッとスピードが上がり、僕らに風が強く当たる。


「うおおぉぉ!!凄い!!」

と僕が言う。そう、いろいろすごかった。スピードも風圧も景色も。これは今までにしたことがない体験だった。さすがVRMMO。さすが「ラスト・オンライン」。


「サラちゃん、こんな激しい動きに手綱もなしに耐えてたんですね!」

と奈緒子がしっかり掴まりながら、サラに言う。


「うん、ワイちゃんと一心同体になればできるんだよ!!」

とサラが言う。


「いつもの、運動できる人が言う、ボールが来たらブンって振ればいい、みたいな天才の説明だ!」

と僕が笑う。


「えー、そんなことないでしょ!ジュンだったらどう説明するのさ!!」

とサラが僕に反論する。


「時速150キロで球を投げる人がいたとして、ピッチャーとキャッチャーの間が18.44mだから・・・」

と僕が説明しながら考える。


「普通にその距離知っているんですね」

と奈緒子が笑う。


「たまたまね!」

と僕が笑う。そして続きを説明する。


「・・・なので、150kmの投手の球を打つには、0.44秒以内にバットの速度を最高速にして、ミートさせる!かな」

と僕が説明する。理論上はこういうこと・・・なはず。


「それ聞いて出来る人いる?」

とサラが笑う。


「うん、僕は出来ない!」

と笑い返す。


「だめじゃん!!」

とサラが笑う。


まあ、そういう説もあるよね・・・と僕が呟き、サラが0.44秒かぁ、思ったよりあっという間にくるんだね、と呟く。

そう、どんな説明でも、そう簡単にはできない。


結局は練習するしかない。


ドラゴンにも慣れて乗れるようになっていくしかない!


「ワイちゃんは、さっきよりずっと優しく飛んでくれてるよ!みんなの言うこと聞いてくれるようになったんだね!」

とサラが喜ぶ。


「この風圧より凄いものを耐えてたのか、サラは・・・」

と改めてサラの身体コントロール能力に驚く。


「よっし、どんどんいってみよー!」

とサラは『大龍 - ワイバーン』を誘導した。

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