登場人物の紹介
ダイ・マオウ(魔王と勇者の意を継ぐ者)
種族:魔族(魔王の妹ベルモットの直系)
【性格】:熱血・直感型・仁義に厚い。ケンカっ早いが情にもろく、仲間想い。
ベルモットの遺児。年齢不詳(外見は16歳程度)。突然現れ、自らを「次期魔王」と称する。
その存在自体が謎に包まれており、ゼロの部隊から命を狙われている。
実は魔界の魔王の血と人間の勇者アルベルトの血を併せ持つ混血児。
【口癖】
「任侠ってのは、背中で語るもんだろォ?」
「ぶっ飛ばしてから考えようぜッ!」
リーリア
種族:人間(サーテンリの弟子/魔法使い)
【性格】:理論派・冷静沈着・ツッコミ役。少し気が強いが、面倒見が良い。
18歳。サーテンリの唯一の弟子。火と風の魔法を得意とする才女。
師を超えたいと願いながらも、心の奥ではサーテンリを実の母のように慕っている。
正義感が強く、時に無鉄砲。
【口癖】
「もう、あなたってほんと単細胞……」
「魔法は理論、感情じゃ動かないのよ」
ナンバ・ラッカ
種族:人間(爆裂錬金術師の家系/ナンバ・カゲツの子孫)
【性格】:陽気で豪快。爆発第一主義。ノリが良すぎて止めにくい関西人。
母・ナンバの言葉「爆発は誰かを守るためにも使える」をずっと胸に刻んでいる。明るく振る舞っているが、内心では「爆発=破壊」だと思われる自分を気にしており、“本当に守れる爆発”を探し続けている。仲間が傷つくと本気で怒り、爆破術の精度が跳ね上がる。感情と技術が連動しているタイプ。
【口癖】
「爆発音は人生のBGMやぁああ!!」
「ドカーンいっとこか!?(ニヤリ)」
「ワイの爆薬はなァ、誰かの笑顔にドカンッ!と咲くんや!」
ユキネ
種族:人間(雪国の剣士/お雪の子孫)
【性格】:寡黙・クール・任務遂行型。冷気のように冷静。
幼少期から「言葉は重い」と教えられ、感情表現を最小限にしてきた。実際は情にもろく、誰よりも仲間を気にかけているが、それを伝える術を知らない。“無言の優しさ”を貫こうとするも、ダイたちとの交流の中で少しずつ言葉を使い始めている。特にダイの任侠的な語りに弱く、彼の“背中”に惚れつつある(恋とはまだ違う)。
【口癖】
「……剣は、心を閉ざすためじゃない。守るためにある」
「……つまらぬものを斬ってしまった」
「静かに。……何でもない。」
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リーディオ・ゼロ
種族:人間(賢者サーテンリの孫/ゼロの能力者の血を引く者)
※選ばれしレアスキル「ゼロの能力者」「ゼロの法則」の持ち主。
【性格】:上から目線の物言い、挑発的な態度が目立つ。
冷酷で理知的だが、内面には激情と虚無を抱える。幼少期は心優しく聡明だったが、大人たちの欺瞞や腐敗を憎み、反逆者に転じた。・己の信じる「浄化」に固執する偏執狂的な面がある。
子供の頃に「平和の象徴」として祭り上げられ、期待と重圧に苦しんだ「人を守る力」が「管理する力」へとねじ曲がっていく様を目の当たりにした。“優しい世界”を望んでいたが、それが叶わぬことに絶望している。だからこそ、「すべてをゼロに戻す」ことで苦しみを終わらせたいと願っている。
【口癖】
「すべて“ゼロ”に戻す。それがこの世界の浄化だ」
「バカらしい。“善”も“悪”も、ただのそれぞれの都合だろう」
「おばあ様……あなたも、“間違い”の一部だ」
「黙れ。私が世界を正すんだ」
「ゼロへ、還れ」




