表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【ランキング12位達成】 累計62万7千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年ONI組 さっちゃん先生12 魔界音楽専門学校 ― 歌って踊って恋愛だー!』

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

1435/1526

第五話 文化祭バンド結成! 地獄の青春☆ハートブレイカーズ!

魔界最大の文化祭ヘルフェス

年に一度、観客動員数 30万魔族(うち半分が吠えるタイプ)

超巨大ステージと火山噴火エフェクトが名物の超お祭りだ。


そんな大舞台に

なぜか 3年ONI組の新任・さっちゃん先生のクラスが出演決定。


ベルガ主任

「……誰が応募したんですか?」


ミナ

「えっ? 応募したって……?」


ゼッド

「まさか――」


さっちゃん先生、胸を張る。

「もちろんワタシですうううう!!」


全員

「勝手に応募すなぁあああ!!」


バンド編成会議(地獄)

ステージ担当を決めるため、教室でミーティング。


さっちゃん

「では!青春の爆音で魔界を焦がすメンバーを決めまっせええ!!」


生徒

(嫌な予感しかしない)


ボーカル

ミナ&ゼッド

→ 既定路線。

→ しかし並んだ瞬間、ハルドが唸る。


ハルド

「ミナの横は俺の席だろォォ!!」

ゼッド

「バンドは席取りゲームじゃねェ!!」

→ 仲直りアカペラの翌日なのに即ケンカ。


ベース

ハルド

→ 文句なし。にぎりこぶしサイズの指で弦を弾くと、

 地面が 5cm へこむ。


ドラム

レオン(スライム)

→ ドラムの上に乗ると、

 **ドラムセットが彼の体内に“沈む”**という新技が判明。


レオン

「ぼく、ドラムセットと融合しちゃった……////」


ゼッド

「キモッ……いや天才か?」


キーボード&作曲

リーフ

→ 緊張のあまりコードを押すと、

 教室の照明が全部RPGボス戦みたいに明滅する。


リーフ

「すみません…緊張で魔力が漏れて…!」


カリン

「(その暴走魔力…嫌いじゃない)」

→ なぜかときめいている。


ビート/ミックス

ゴブル

→ ビートボックスで机が全部ひっくり返る。


ゴブル

「これが俺の“地獄のサブウーファー”だ!」


ガイア

「……音圧で鼓膜が死んだ……(でも最高)」


音響担当

オークション&クリス

→ 魔界音響科トップの2名。

 しかし仕事中に必ずケンカするコンビ。


オークション

「マイクが1ミリズレてんだよォ!!」

クリス

「うるせぇ!お前の耳がズレてんだよ!!」


ミナ

「もうやめてよぉおお!!」


バンド名決定会議

ここからが地獄の本番。


さっちゃん先生

「さあ!バンド名を決めますよぉおお!!

 ワタシ、もう考えてきましたぁああ!!」


生徒

(やっぱり嫌な予感しかしない)


さっちゃん

「バンド名は――

 『地獄の青春☆ハートブレイカーズ』

 で、どうでしょうかぁああ!?」


全員

「嫌だぁあああああ!!」


ゼッド

「なんで急にアイドルみてぇなんだよ!」

ミナ

「☆がいらないです!!」

ハルド

「青春は壊さねぇ!!守るんだ!!」

ルカ

「ハートブレイク要素はどこに!?」

メロディ

「かわいいけど……長い!!」


さっちゃん先生

「長い方が覚えてもらえますうううう!!

 マーケティングってもんですうう!!」


ベルガ主任(頭を押さえながら)

「……あなた絶対、鬼じゃなくて破壊神ですよね?」


しかし…

ミナ(小声)

「でも…さっちゃん先生の名前って、

 なんか元気出るし……悪くないかも」


ゼッド

「……まあ、派手だしヘルフェスには合ってる……か?」


レオン

「ぼく……☆ がかわいくて好き……」


気づけば――

みんな、折れていた。


全員

「……『地獄の青春☆ハートブレイカーズ』で……いいか……」


さっちゃん先生

「はい採用ぉおおおお!!!」


校長

「(本当に大丈夫なのかこの学校……)」


教職員

さっちゃん先生(450歳)

本作の主人公。歌も恋も厳しく指導する鬼教師。

自称「歌には自信ありまっすううう!」

恋愛偏差値は低め、でも情に厚い。


ベルガ=オルフェウス(外見:20代後半)

美形で冷静な「魔界ボーカル科主任」。

さっちゃん先生の歌声に時々ガチで驚いている。

恋愛:さっちゃんに興味を持ち始めている(本人自覚なし)。


生徒(男女混合)

アマネ(17)

ヒロイン。天才的歌唱力を持つが恋に関しては超不器用。

恋愛:シグマが好き → すれ違い多め。


シグマ(18)

魔界の貴族の息子でギター天才。クール系。

恋愛:アマネが好き → でも言えない。


ルカ(17)

ダンス科の男子。明るくて人懐っこい、男女問わずモテる。

恋愛:アマネに片想い(しかし本人は「応援するよ」と身を引くタイプ)。


カリン(18)

作曲科の女子。クールで無表情だが、実は乙女。

恋愛:シグマのことが密かに好き(報われない)。


ヒメノ(17)

「王族アイドル科」の姫キャラ。負けず嫌い。

恋愛:ルカに興味あり(ライバル多くて焦り中)。


ガイア(19)

音響エンジニア科の男子。機材オタクで常にヘッドホン。

恋愛:カリンのことが好き(しかし目で追うだけ)。


メロディ(16)

打楽器科の天才少女。小柄で元気。恋愛には興味ゼロ。

恋愛:特になし。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ