第4話 恋と部活のトラブル連続発生!
学園の朝。廊下には割れた窓ガラス、倒れた机、散乱する掲示板。
校長が息を切らして登場。
「なんで校舎がこんなことになってるんだ!?」
さっちゃん先生、腕組みで冷ややかに一言。
「青春のせいです(断言)」
そのとき、野球部グラウンドから炎のボールが飛び出す。
校長、また出現。
「な、なんだ今の炎は!?」
タケル(野球部)「ひまりちゃんへの想いが…ボールに乗ったんです…」
さっちゃん先生、目を細めてツッコミ。
「燃やすなら気持ちだけにしなさい!」
次は陸上部。風間リョウが音速で校舎を駆け抜け、風圧で窓ガラスを粉砕。
校長、慌てて飛び出す。
「ちょ、ちょっと待て!誰が窓を割った!?」
リョウ、息を切らしつつも恋の力に翻弄。
「桜の下で告白されるために全力で…」
さっちゃん先生、手を叩きながらツッコミ。
「恋のせいにしても片付けはお前の仕事よ!」
体育館ではナオヤ(バスケ)がジャンプ力増幅でリング破壊。
校長、再び登場。
「ま、またリングが…!?」
ナオヤ、るかの笑顔を思い浮かべる。
「だって……彼女のために…」
さっちゃん先生、壁ドンしながら一言。
「青春バカは空回りが過ぎる!」
サッカー部の火野レオンは、はづきへの告白を想像するとボールが燃える。
校長、炎を見て叫ぶ。
「誰だ!ボールを燃やしてるのは!?」
さっちゃん先生、ため息交じりに。
「恋に熱くなりすぎるからです(断言)」
午後、裏山の桜の丘で「告白作戦」が始まる。
タケル、ナオヤ、リョウ、レオン、それぞれ乙女たちを想い、部活パフォーマンスは異常化。
校長、丘の下から見上げてため息。
「もう…学園はどうなるんだ…」
男子生徒たちは桜の丘で告白されるために能力暴走中。
タケル(野球部)「ひまり……桜の下で告白されたら、俺、ホームラン10本連発かも…!」
ナオヤ(バスケ部)「るか……ジャンプ力が制御不能に…!」
リョウ(陸上部)「いや俺、桜まで行ける気がしない」
レオン(サッカー部)「はづき……ボールが燃える…!?」
乙女たちは全力で応援し、学園は青春暴走モード全開。
再び校長、息を切らしながら登場。
「いいかげん、部活の設備と学園の安全を考えろ!なんで毎回こんなことになるんだ!?」
さっちゃん先生、にやりと笑う。
「だから言ってます。青春のせいです(断言)」
学園は今日も、恋愛と部活の暴走モードで大騒動。
でもどこかで、さっちゃん先生も……
「青春って、ちょっとワクワクするじゃない」
と、心の片隅で小さく呟くのだった。
◆さっちゃん先生
見た目:小学生風、女王様気質
年齢:450歳(魔界界隈で伝説の鬼教師)
性格:毒舌・全方位ツッコミマシーン、遠慮ゼロ
特徴:魔界一の仲人役としても活躍、恋愛地獄の現場で大暴れ
武器:杖(魔力を込めてツッコミ・暴走制御可能)
役割:青春イベントに乱入して問題を解決、全員の恋愛成就に関わる黒幕的存在
◆スポーツ抜群の男子生徒
赤城 タケル(野球部 4番エース)
特徴:ホームランを打つたびに告白される超絶モテ男
性格:恋愛経験ゼロで挙動不審、さっちゃん先生を“師匠”と呼ぶ謎の忠誠心
能力:打球が速すぎて空気が爆発、校舎揺らすレベル
氷室 ナオヤ(バスケ部 エースガード)
特徴:クール系美男子
性格:恋バナになるとパニック、冷静さを失う
能力:恋するとジャンプ力増幅、ファウルラインを超えてしまう
風間 リョウ(陸上部 スプリンター)
特徴:校内最速、ほぼ風の存在
性格:恋すると加速しすぎて危険、さっちゃん先生と関わると地獄へ
能力:音速突破のスピード
火野 レオン(サッカー部 ストライカー)
特徴:熱血タイプ
性格:告白されると顔真っ赤、純情
能力:恋するとボールが火を噴く
◆恋する乙女たち(ラブコメ担当)
桃瀬 ひまり(野球部マネージャー)
特徴:タケルに恋する純情乙女
性格:告白練習をさっちゃんに見つかりスパルタ指導される
能力:応援するとタケルの成績跳ね上がる“バフ要員”
桐谷 るか(バスケ部 幼馴染女子)
特徴:昔からナオヤが好き
性格:ツンデレ、鈍感ナオヤに空回り
能力:恋の熱で体育館ボールを蹴飛ばす
山吹 かのん(陸上部 天真爛漫ガール)
特徴:リョウに恋するが速すぎて話しかけられない
性格:小動物系、悩み相談でさっちゃんに捕獲される
能力:徒競走デートを提案して倒れる
青海 はづき(サッカー部 新マネ)
特徴:レオンに一目惚れ
性格:恋愛運ゼロ、努力家
能力:告白すると炎上ボール発生
◆サブキャラクター(学園関係者)
校長先生:学園を見守る存在、さっちゃん先生には心底驚かされる
裏山の桜伝説:告白されると幸せになれるという伝説




