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【ランキング12位達成】 累計62万7千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年ONI組 さっちゃん先生5 魔界へ帰ってきた伝説の狂師』

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第7話 魔界学園の文化祭 ― 天才児童大暴走

魔界学園恒例の文化祭。

発明・物理・美術の天才児童たちが、限界を超えた展示を準備していた。


アインシュタインは自作ロケットを校庭で点火。

ダーピンチは美術室で巨大オブジェを設置。

ノイマンは電子計算で展示を制御……するはずが、

火災警報を誤作動させ、スプリンクラーが豪雨のごとく噴射!


マキュウリ夫人は「天災実験」と称して、突如爆発装置を起動!


教室の外から、さっちゃんの叫びが響く。


さっちゃん

「お前たち、何やってんのぉぉ!!

 発明と美術と物理、全部ぶつかって学校が滅ぶぞ!!」


ロケットが美術室に激突する直前、杖で微妙に軌道修正。

飛び散る絵の具や紙片を回避しながら、

黒板に大きく「落ち着け、天才ども!!」と書きつつ、全力ツッコミ。


さっちゃん

「ロケットと絵の具を一緒にするんじゃない!!

 火災警報、止めろォォ!!

 マキュウリ夫人、天災は家でやれ!!」


アインシュタイン

「先生!微妙に軌道がズレてました!」

ダーピンチ

「オブジェが……傾いてる……」

ノイマン

「スプリンクラーの誤作動をリセットします……」


少年生徒も加わり、みんなで総力戦。

さっちゃんが杖を一振りすれば、

混乱の中に秩序が生まれ、爆発は最小限に。



◇◇◇



すべてが落ち着いた後、校庭には水浸しの展示、

煙を上げるロケット、美術室の斜めになったオブジェが残る。


天才児童たちが声を揃えて、さっちゃんに駆け寄る。


アインシュタイン

「先生、助かりました!」

ダーピンチ

「美術室も無事で……」

マキュウリ夫人

「次は安全第一でやります……」

ノイマン

「全て計算通りではなかったですが……」


天才少年生徒

「さっちゃん先生、やっぱりすごいです!」


さっちゃん

「……ふぅ、もう、頭のいい子たちは手がつけられないわよ!

 でも、ありがとう……感謝は受け取るわよ!!」


全員で大爆笑&拍手、文化祭は無事(?)終了。


その時、天井から雷鳴のような声が響いた。


校長GOD

「さっちゃん!文化祭中に校庭のロケットを美術室に向けるとは何事だ!!

 お前の“全力指導”はもう少し安全にやれ!!」


さっちゃん(肩をすくめて)

「え?安全? あんたたち、天才児童の暴走なんて止められないんですけど!?」


校長GOD

「止めろぉぉぉ!!」


こうして、文化祭の英雄・さっちゃん先生も、魔界学園の校長GODの雷ツッコミには勝てなかったのであった。

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