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【ランキング12位達成】 累計62万7千PV 運と賢さしか上がらない俺は、なんと勇者の物資補給係に任命されました。  作者: 虫松
『3年S組 さっちゃん先生4 ―シニア再生編・老後も燃えろ!』

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第2話 リモコンバトルとスマホ地獄

デジタルリテラシー、開始の号令!


さっちゃん「よーし! 今日の授業は“スマホ・パソコン入門”よ!まずは電源つけてみようか!」


(カチャ…カチャカチャ…)


花子ババリア「先生、このテレビのリモコンで動かんのやけど~!」


さっちゃん「それエアコンのリモコンや!!温度下げてどうすんねん!」


(教室の温度18度・超寒)


銀牙じいさん「ズーム? ズームレンズのことか? 望遠で撮るんじゃろ!」


さっちゃん「違う!人としゃべるアプリや!!今から“オンライン授業”やるの!!」


ヨルムン姑「オンライン? 浮気相手も映るの?」

さっちゃん「映ったら修羅場や!!」


銀牙じいさん「わしの剣(杖)で電波を切り裂く!」

(Wi-Fiルーター真っ二つ)


さっちゃん「それ切っちゃダメぇぇ!!ネット死んだ!!」


花子ババリア「LINEってどこで買えるの?ドラッグストア?」

さっちゃん「買うもんちゃう!!アプリやアプリ!!」


ポヨン神父「昨日Wi-Fiが夢に出てきてね……ワシ、悟ったんじゃ。電波は愛じゃ。」


さっちゃん「電波と愛を混ぜるなぁぁ!!」


さっちゃん「よーし、落ち着け! スマホは“触る”もんやで!叩くんちゃう!」


(花子:スマホをハンマーでトントン)


花子ババリア「反応せんのよ!爪が長いから!」


(爪でタッチ → スマホ反応 → 花子「動いたぁぁ!!」)


ヨルムン姑「先生、スマホの“クラウド”って何? 雲の上に保存するの?」


さっちゃん「惜しいけど違う! 物理的に投げたら壊れるからな!!」


(姑:スマホを空に投げる → ドローン直撃)


銀牙じいさん「わしも若い頃は通信士でな…電報を送ったんじゃ」


さっちゃん「電報とLINEは違うの!“STOP”って言うな!!」


授業の終わり

全員が何とかZoomに接続成功。


花子「見て!動いた!ワシの顔が画面に!」

ポヨン神父「あれ? わしが二人おる… これは分身の術か…?」

ヨルムン姑「うちの姑まで映っとるー!?なんでやー!?」

銀牙じいさん「画面が戦場に見える…!」


さっちゃん「……やっとつながった……みんな、できたやんかぁ……!」

(涙ぐむ)


ポヨン神父「先生……Wi-Fiって、食べられんけど……つながるんじゃな……心が……」

(全員じーん……)


さっちゃん(号泣しながら叫ぶ)「お年寄りなめんなああ!! 生きてる限り進化すんねん!!」


(その瞬間、Zoomが全員フリーズ)


さっちゃん「……誰か、ルーター抜いたやろォォ!!」


(銀牙じいさんが杖で電源を突いていた)


さっちゃん(決め台詞)

「お年寄りの進化、舐めんな!今日も鬼授業、開始ッ!!」

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