表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
300文字の物語 〜Third Season〜

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

86/137

親子


子どもは親を選べない。


そんな言葉を聞くけれど、

君の姿を眺める僕は、

その信憑性を疑ってしまう。


顔立ち、後ろ姿、

言動から、細かな仕草まで。


面白いほど似ているから、

僕だって困ってしまう。


君が僕たちを選んだのではなく、

互いに導かれ、

こうして出会ったのだとしたら、

とても素敵なことだと思わないか?


僕とママが出会って、

君が生まれる確率。

それはきっと、とてつもない数字。


僕は数字に弱いから、

それはママに聞くといい。

その代わり、

遊ぶことなら任せてくれよ。


人生という、大きな河を渡る船。

僕の船には君が加わった。


風を受け、まだ見ぬものを探そう。

嵐が来たら、僕が全力で守るから。


共に人生を楽しむ。

それが親子だって思うんだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
小説家になろうSNSシェアツール
― 新着の感想 ―
[一言] めっちゃ、いい!! はぁー、子供に選ばれた者として、ちゃんとしなくちゃなーー。いろいろダメな大人なんで。(^^; なろうを留守してる間に読んでない話が溜まってしまいました。また来ます。…
[一言] 親子も互いに導かれて出会うとしたら。そして、お互いにそう感じていられたら、とても素敵だと思います。お父さんの優しく大きな愛で、幸せな気持ちになりました。 今日は母の日、もうすぐ父の日ですね…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ