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300文字の物語  作者: 帆ノ風ヒロ / Honoka Hiro
六月のお題

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いつかまた


 楽しい時間はあっという間に過ぎてゆく。

 それが特別な体験なら尚更のこと。


 例えばそれは旅行だったり、

 憧れのアーティストのライブだったり。


 それらは特別な時間と物語を生み、

 思い出として刻まれる。


「いつかまた」


 そうして未来へ向かう希望を得て、

 僕等は日常へ戻ってゆくのだ。

 

 始まりがあれば終わりがある。


 誰もがそれを分かっているけれど、

 決して口には出せずにいた。


 ただこの瞬間を楽しむため、

 全てを忘れて夢中になった。


 この気持ちと時間を小瓶に詰めて、

 いつまでも保存しておくことが

 出来たらいいのに。


 心の中の大切な部屋へ、

 ひとつずつ丁寧に並べるんだ。


 きっとそこは、

 恋人も知らない特別な部屋。


 そこには、あなただけの物語がある。


角掛みなみ様の企画された「小さな図書室」が最終回を迎えました。

今後は不定期に300文字短編をアップしてゆく予定です。

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