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獣人傭兵物語 ーいかにしてこの無知なる傭兵は獣人〈けものびと〉の王たり得ることができたのかー  作者: べあうるふ
傭兵ラッシュ 過去を語る

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登場人物紹介(全然紹介になってない)

・ラッシュ 年齢的に23〜25くらい。つーか数えたことがない。

この物語の主役。生まれはおそらくマシャンヴァル神国。

のちに親方となるガンデに拾われたが、結果的に彼は代償として片足を失うことに。


親方のスパルタにも等しい特訓を受け育つが、当の本人は「それ」が普通だと思ってずっと生きてきた。だから他人に接する際の力加減や気持ちに関しては凄まじく鈍感。それで何人もの味方(人間)をつい死なせてしまった経緯がある。プロローグにも書いてあるよね。


ということで、無骨な親方のもとで箱入り息子として鍛えられていたおかげで完全なる無学。ルースやジールたちに会うまで読み書きも社会知識もほぼ0のまま。

以降それなりに知恵はついたとは思うが、口より手が早いのはずっと変わらず。


それと彼の特徴である「臭い」ですが、これはまんま洗ってない犬臭さ。つまり野良犬の臭いであります。

子供の頃に、親方によって裏庭にある川に投げ込まれ、溺れ死にそうになって以来、とにかく水に濡れるのが大嫌いになってしまいました。

風呂には入らなくとも雨に濡れたり川で戦うこともあるため、まあそれなりにキレイにはなってる……かも。

けど下手したら半年以上……いや一年くらいは行水すらしてませんね。

ちなみに彼は生まれつきの硬めの毛質で、なおかつ風呂してないことでさらに毛が硬くなっています。

鎧を着けなくても、防御力かなり高いですよ。


・トガリ 年齢16歳 いわゆるモグラ族。

ラッシュが身長1.8mくらいなので、彼は110くらいでしょうか。とにかく小柄。下手したらチビより小さいかも。


実は最初の頃「アラハス訛り」は吃音で表現していたのですが、読んでいた友人から「読みづれえええ!」とのありがたい指摘を受け、普通のしゃべりに直しました。

そしてモグラ族は総じて手足の爪が長いです。でもって放っておけばめっちゃ長くなっちゃいます。だから作業する時は削るなりハンマーでブチ砕くなりして短くします。大丈夫、伸びるのはあっという間ですから。

メガネも重要です。地下生活なのでみなさん目が悪い。だから各人よく見えるようにオーダーで水晶を削り出した極厚メガネをかけてます。

なのでマパバフのメガネをトガリがかけても全然見えません。


で、ラッシュのゲンコツをいくら食らっても大丈夫な件について。

モグラ族は骨密度もかなりのものですが、太さもそうですし、頭蓋骨の厚さがハンパないです。逆にラッシュの拳の方が悲鳴あげるほど。だけど脳が小さいなんてことはありません。彼らのスパイスに関する知識はまさに生きとし生けるディクショナリーであります。


ああ、いつかトガリスピンオフ書きたい……


まだまだキャラはいますし、ここの編集で増やしていきます。

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