ドワーフ=妖精は間違いではない
ドワーフは妖精です
カルボナーラサンド(極大)をもっしゃもっしゃしながらまだ目を覚まさないこの子を見ている。
ちなみにカルボナーラサンドなんて存在しねえと思っていたのにあっさり創り出せたってことは、現実に存在していたらしい。
山盛りにしたからちゃぶ台くらいの食パンと芋煮でもするのかってくらいの鍋にはいったカルボナーラが出てきた。女紙様はパンにはさむことなくカルボナーラに突撃していった。サンドはいらなかったろ。
「ドワーフってのはさすがに聞いたことはあったけど、白雪姫の周りにいるむさい小さなおっさんって予備知識しか俺にはないんだよなー。しかも羽が生えてるとか、むしろティンカーベル枠じゃんよ」
顔は、前髪が長くて目が完全に隠れる、いわゆるメカクレ属性な、ふっくら系少女だ。ほっぺたとかつまんだら餅みたいに伸びそうだし。おいしそうとはこのことかと理解したぞ。
【ふははは、我の方が可愛いのであるな】
はいそこのドラゴンさん胸を張っていばらないように。あなたの性別は漢なんですよ?
『女は肌だけではないのですわ』
はいそこの女紙様、はり合わなくっていいから。
「女紙様は滑らかつるっとして美肌じゃん。紙なんだし」
『わ、わたくしはつるペタではないのですわ! 甘食くらいはあるのですわ!』
「いやそこには触れてないし」
俺、いちおうフォローを入れたつもりぞ?
女紙様の被害妄想が暴走してませんかねぇコレ。俺、なにか地雷でも踏んだ?
【お局女神も1000年を超えると魔物になるのであるな】
『い、いってはならぬことをいってしまったのですわこのDT竜!』
【ふははは、受け入れの経験は豊富ではあるな】
『ちょっと給湯室まで来るのですわ!』
そろそろ止まっていただけないと冬を迎える前にBANされそうなんですが。
キンキラと続きます




