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気がつけば森の中にいたので試しにスカイツリーを建てたら世界樹になりました  作者: 海水
第3章

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女紙様はメリハリがないらしい

メリハリは大事

【ふははは、ここに寝かせればいいのであるな】

 プリティちゃんが、どこから出したかわからない赤い毛布を草むらに敷いていた。できるメイドさんだなって、どこからだしたのよそれ。

『ううう。わたくしだって役に……』

【駄女神は違う方法でやればよいのであるな】

『ぐぅ、色仕掛けは苦手ですわ』

【それは後々頑張ればよいのであるな】

『それまでは、カルボナーラをたっぷり頂いて凹凸ボディをゲットするのですわ』

【ふははは、紙のままではどうにもならないのであるな】

 含みが多いような漫才だけどちょっとスルーさせてもらう。この子の具合を調べないと。医者じゃないただの社畜だけど、やれることくらいあるはず。

「濡れた服は、着せたままじゃまずいよな。とはいえ脱がせるのもアウトだし」

 見た感じ、小学高学年くらいの背丈だけど、腕なんかはふとましい感じでぷにぷにだ。胸は、年相応という感じであるのかないのかわからない。俺はロリコンではないのでオッキはしない。オッパイは大きいほうが好みです。

『ぐっは、ですわ』

 そこの女紙様、なにダメージ受けてる風にしおれてるんですか?

 ともかく、この子の顔を横に向け、赤い毛布の上に寝かせた。のどを詰まらせたらまずいしね。

「はぁ、疲れたけど謎の達成感があるな。腹減ったからちょっと何かつまもう」

 AEDもなくよくやったよ俺。社畜オブザイヤーで表彰してくれてもいくらいだ。

『山盛りカルボナーラサンドが欲しいのですわ』

「そんなサンドは初耳なんだけど? というかあーたは何もしていなくって?」

めりっと続きます

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― 新着の感想 ―
[良い点] > AEDもなく だから創造しろってば(苦笑) 流石社畜、トンデモ機転は効かないようですね。 あたしなら最低限で救急車を使い捨てで、本気ならドクターヘリを創造してるトコだな。 (プリティ…
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