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閑話 とある異世界人☆

 俺の名前は海堂 匠。1年前までは何処でもいるような平凡な高校生だった。他の人とは違うといえば2次元が好きだったということだけだ。アニメやマンガ、ラノベにゲームと色々なものに手を出していた。

 別に2次元が恋人! ってわけじゃ無いからそこは誤解しないでほしい。


 あの時も授業が終わって直ぐに、俺がハマっているスマホゲームで、ゲリライベントがやっていたので、それをやってから帰ろうと思って教室に残っていた。


 教室には、学園でも人気な3人に、俺の片思いの子で最近元気の無い子に、その子をずっと励ましている子。後ろの方でたむろしている不良どもに、パシらされている男の娘。チラッと見ただけでそれだけが教室に残っていた。


 俺はいつものメンバーだなぁ〜と思いながらスマホをいじっていたら突然教室の床が光り出した。そして俺たちは気がついたら見知らぬところへと飛ばされていたのだ。


「うぅぅ……一体何だったんだあの光は」


 と伊集院 聖が独り言を言うとそこに、


「これは勇者殿たち! よくぞ我が呼びかけに答えてくださいました! 儂は感謝で涙が止まりませぬ!」


 と、仰々しく話す老人が立っていた。これってもしかしてもしかすると、ラノベとかでよくある異世界転移じゃ無いのか! 俺はそう思っただけで、笑みを浮かべるのを我慢できなかった。幸いにも、みんな伊集院の質問に答えるためこっちを見ていなかったので気づかれなかったけど。


 それからみんな案内され、第1皇女とやらにこの世界の事を話された。ただ、ラノベとかだとこういう召喚した国の王や皇女はろくな奴がいないので、あまり信用しないことにする。この女も内心では何を考えているかわからないしな。


 それから話を聞くうちにこの国のことがわかった。やっぱりこの世界は異世界でこの国はレガリア帝国というらしい。よっしゃあ! 夢にまで見た異世界ものだ! ただ勇者は伊集院ぽいから伊集院に譲ろう。戦争なんぞ勝手にやってくれ。俺は自分の奴隷ハーレムを作るからさ! 待ってろよケモ耳にエルフ!


 そしてこの世界にはステータスというのがあるらしく、平均は100前後らしく、強い人だと1000以上になるらしい。Sランクで4000近くあるとか。どんな化け物だよ。


 やっぱり伊集院はオール1000越えで、職業が勇者で、剣術がレベル5とか言っていた。やっぱり勇者かよ。そのことに第1皇女が喜んでいた。ボクシングで世界チャンピオンになるほどの実力がある獅童が筋力が800ぐらいって言っていたな。あと格闘術がレベル6とか。こいつも中々チートだな。


 他にも俺の片思いの女の子、桂木 香奈ちゃんは、魔力が1000越えらしい。魔法特化の上に、称号に女神の加護というのがあって、『治せし者』という称号があったらしい。能力は、攻撃魔法はうまく使えないが、防御、回復魔法が大幅に効果アップするらしい。既に水魔法も覚えているとか。


 その親友の二階堂 麻里は、ほとんど700手前だけど、既に魔法が5つ覚えていて、称号に天才魔法師っていうのがあるらしい。


 そして俺のステータスはというと


 =====================

 海堂 匠 15歳 男 レベル1

 職業:異世界人

 体力:500

 魔力:500

 筋力:500

 敏捷:500

 物耐:500

 魔耐:500

 称号:異世界から召喚された者 女神の加護 耐えし者

 スキル:異世界言語レベルー 

 =====================


 うわ〜。なんか周りに比べて普通すぎる。普通よりは強いんだけど、他のクラスメイトに比べて全然違う。少しショック。香奈ちゃんと同じ女神の加護があるけど、なんか微妙そうだし。この事を第1皇女に言うべきか。もしかしたら役立たずは殺されるかも。そんな事を考えていたら


「さあ、お次は海堂様ですわよ?」


 と笑顔で第1皇女が話しかけてくる。仕方ない。黙っていてもあとで鑑定能力ある魔道具を使わされるらしいからな。話すしか無いか。俺が正直に話すと


「何ですって!」


 とかなり驚かれた。やっぱり女神の加護なのか?


「その女神の加護は何があるのです!?」


 とかなり食い付き気味で聞いてくる。やはりか! 俺は直様女神の加護を見て、その隣にある称号を見る。すると


 耐えし者:この称号を持つ者は、相手の攻撃を受けて生きていれば、その攻撃を受けたスキルを使うことが出来るようになる。(すでに持っているスキルなら訓練せずとも経験値がもらえる)


 ……これは、何とも言えないな。この事を話すと、ああそうなの、と第1皇女も興味を失ってしまったし。ただ、初めて受けるスキルなら確実に手に入るって事を考えたら中々な物では無いのか。これで将来は無双とかして、香奈ちゃんを守れば。やばい、テンション上がってきた。


 それから他のみんなのステータスを確認してから、各人の部屋に案内される。1人一部屋とは中々豪華だな。しかし異世界か。さっきのメイドちゃんも可愛かったな。くくく! ここで、俺の物語は始まるのか! 楽しくなってきたぜ!

勢いで書いたのだが、終わらなかった(笑)

次で終わらせます。


あと、本編で出てきた指輪に付いている石の名前がダサいとのご指摘がありましたので、何かいい名前が無いか募集します。もしあれば感想でお願いします。

なければヴィーナスサファイヤにします。

ネーミングセンスの無さに泣きそう(T_T)


評価等よろしくお願いします!

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