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一家全員で北斗の拳にハマる…なお今現在令和。

作者: 鰯田鰹節

一家全員で北斗の拳にハマる…なお今現在令和。




うちには、夫、私、IQ1億のネコちゃん、IQ1のコネコちゃんがいる。


私が偶然にも、漫画『北斗の拳』にハマってしまったことで、我が家はフィーバーしている。







私「ちょっと待って!こいつ偽物らしい!」


夫「アミバね。」


私「………ほんとだ!アミバっていうらしい!!最悪!!!」


ネコ「ナァー!」









私「ジャギも最悪!」


夫「人気投票2位だよ。」


私「こいつが?!?!?!」


コネコ「プルャプルャ…。」





私「ユリアは死んじゃうし、マミヤは弱いし、絶望。ヒロインはリンに託すしかない。」


夫「今どこ読んでるの?」


私「ん?ウィキペディア。」


夫「ウィキペディアかよ!なんでネタバレ先に読むの?!」


ネコ「チャムチャム。」






そしてこの間に、うちのIQ1億のネコちゃんが、とうとう電気毛布を理解した…。





私「あったかくしながら北斗の拳読みたいから、とりあえず使ってみよう。」


ごそごそ。配置OK。


夫「スイッチ入れたよ。」


私「…あったかくならんなあ。」


夫「温度あげるね。」


私「あ、あったかくなってかたかも!」


ネコ「(…スッ。)ナァ。」


私「!!!」


コネコ「(寒いところで)プルャー!」



ネコちゃんは、電気毛布が初動して秒でおふとんにきた…。

しかも、気配を消しながら…。


こやつ北斗神拳の使い手…?!


すごいとしか、言いようがない…。




その後も、ちゃんと電気毛布の配線通ってるところに身を置いて、「チャムチャム。」していた。


こうして、私たちは電気毛布にくるまれながら、一緒に北斗の拳を読んだ。







私「ネコちゃん。見て。レイが髪の毛真っ白になっちゃった。泣」


ネコ「ナァ。…チャムチャム。」







私「ネコちゃん、見て…。もう登場人物多すぎてフドウしか見分けつかん。」


ネコ「ナァ。…チャムチャム。」






私「ラオウって兄だっけ?弟だっけ?なんだっけ?もうわかんなくなってきた。」


ネコ「ナァ。…チャムチャム。」







私「ねえ、そのチャムチャムってお腹すいたからやってる?」


ネコ「ナァ。…チャムチャムチャムチャム。」







私「ねえ、この人たち何のために戦ってるの?」


夫「ケンシロウはむかついたら、そこ行って殺す。」


私「はあ?!こわ…!」


夫「でも基本、愛のために闘ってる。」


私「わけわからん…!」


ネコ「チャムチャムチャムチャム。」


コネコ「プルャー!」



しかし、そんなわけわからん北斗の拳をネコちゃんと読み進め、とうとう124話まで来てしまった…。


もう、ラストまで駆け抜けるしかないのだろうか。


1回登場人物の整理をした方がいいだろうか。



判断のつかないまま、夜が更けていく。


なぜ、時を超えて北斗の拳にハマってしまったのだろう…。

今は令和だと言うのに…。

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― 新着の感想 ―
家族で北斗の拳、いいですね〜。おんなじ作品を読むという体験を共有して、ゆるゆる感想を言い合ったりするの楽しいですよね。 私も令和になってから初めてきちんと頭から北斗の拳を読み、直撃世代の父親と北斗の拳…
こんにちは。 いつの時代になっても、何かを好きになるのはいい事です。 私は読んだことありませんが、ある世代の人たちは大体読んでますよね。そして、大好き。 猫ちゃん達も一緒に読んでいるのですか? 可愛…
私も昨日から読んでます!「ピ○○マ」でキャンペーン中ですしね。 まともに読むのは、今回初めてかも。 アニメではレイがカッコよかったなあ!と思出だしながら。 あと30話くらいか…絵と話が濃いので休み休…
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