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『王都防衛3』

短め

「よーし、引き揚げろ」


 俺たちは、即席で作った罠の沼にはまった帝国軍を引き揚げていた。


 今回用意した罠は、カトレアとスラ太郎の合同製作である。


 今回の罠は、明らかに怪しい屋敷はカトレアが作り出した屋敷型ゴーレム、裏の沼はスラ太郎が眷属にしていたマッドスライムで構成されていた。


 さらに、屋敷の周囲100メートルの地面には前にも使ったゴーレム(ゲ〇ター2)で即席落とし穴を作っていた。


つまり、あの軍勢が迂回しようが、屋敷を突っ切ろうがどちらにしろ罠だらけであった。


「しかしよく全員キレイに沼に入ったな。途中でだれかが気が付いて止まりそうなもんだが」

「それはですね、こっそり動く床を設置したんですよ。そのためその上に乗ったものは自動的に運ばれるので・・・」


 なるほど、ベルトコンベヤーのようなものか。


 とりあえず今回の目的は帝国兵の生け捕りなので、沼に落ちた帝国軍の兵士たちを引き揚げてハクロによって縛り上げてもらった。


「結構な人数がいるな」

「じゃが、これでもまだほんの一部じゃな。そうじゃのう・・・わかりやすく言えば『ふふふ、こ奴はまだ我らの中では最弱だ・・・』といったかんじかの?」


 わかりやすいな。というかアルテミスや、そのネタ一体どこで知ったんだ?


「とりあえず、これだけの人数だしそれなりには成果にはなるかな」


 俺たちは捕らえた帝国の兵たちを王都へと護送したのであった。

さて、どう出るかな・・・。

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