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【書籍化】転生幼女は愛猫とのんびり旅をする【2巻12/10発売!】  作者: 茨木野


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87.新なる聖女

【☆★おしらせ★☆】


あとがきに、

とても大切なお知らせが書いてあります。


最後まで読んでくださると嬉しいです。



「エヴァシマ冒険者ギルドへようこそっす~」


 お金を稼ぐために、冒険者ギルドへとやってきた私たち。

 受付には、かわいらしい猫の獣人さんが立っていた。


「まぁまぁ! 美人さんっすねー!」


「そうでしゅか?」


「ありがとう」


『ぬへへへ美人ぅ? まじですかぁ~? 照れますのぅ~』


『……あの、多分なんか違うような』


 違う……?

 受付嬢さんの目は私……の頭の上に乗っかっている、白猫に向いていた。


「ふにゃ」


『【ふぅん、見る目のある猫ね】だそうで……。なるほど、ましろ様を褒めてたんですねぇ。同じ猫だからですかね』


 なるほど……。


「とっても美人っす……正直、タイプっす!」


「ふにゃうん」


 ましろがなんだかまんざらでもなさそうに鼻を鳴らしている。

 え、ええっ。そんなっ!


「ま、ましろたんは、私のだからっ!」


「にゃうんにゃん」


『【当たり前でしょそんなの】だそうで』


 良かった……。愛猫ましろを取られるかと思って心配しちゃったよ……。


「ギルドへようこそっす。今日はどのようなご用件っすか?」


「えと……ドブさらいのお仕事受けたいでしゅ。ありましゅよね、たくさん?」


 こないだの水神の一件で、この街の水路は汚れてしまってる。

 だからドブさらいの仕事はたくさんあるはずなのだが……。


「あー……申し訳ねーっす。今んとこ……ゼロっす」


「「ゼロ……?」」


 私とアメリアさんが首をかしげる。

 そんな……あれだけ汚れていたのに、ドブさらい依頼がないなんて。


「あ、正確に言うと、あったんすけど、もう全部片付けちゃったんす」


「なるほど……先を越されたってことか……」


 アメリアさんが言うと、受付嬢さんがうなずく。


「すんませんっす……」


「いえ。でも、ドブさらい人気あるんでしゅね。意外でした」


 たくさんのパーティが、こぞって依頼を受けたってことだろうし。

 すると、受付嬢さんが首を横に振る。


「ちげーっす。たった一パーティだけが、たくさんのドブさらい依頼を全部受けたんすよ」


「!? 一パーティだけで……?」


「うっす。すごい鮮やかな手並みだったと聞いたっす。まるで、大昔存在した、『沈黙の大聖女』様みたいだったって……」


 !?

 それってもしかして……【浄化】スキル……?

 まさか、浄化スキル持ち……つまり、私たち以外の聖女が、この街に来てる……?



【おしらせ】


現在、カクヨムで新連載を絶賛公開中です!


ぜひ応援していただけますとうれしいです!

URLを貼っておきます!

よろしくお願いいたします!



ダンジョン深層ソロキャン配信めし ~誰にも邪魔されない場所に来たのに、遭難したNo.1ギャル配信者に絡まれてバズった件~



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★新連載です★



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『捨てられ聖女は万能スキル【キャンピングカー】で快適な一人旅を楽しんでる』

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