102.
【☆★おしらせ★☆】
あとがきに、
とても大切なお知らせが書いてあります。
最後まで読んでくださると嬉しいです。
道連れが増えたことで、私の肩の上で丸まっていた「姫」がむくりと起き上がった。
猫の神にして、私の最愛の相棒――ましろだ。
彼女はこれまで、狸の茶番になど興味がないとばかりに惰眠を貪っていたのだが、新入り(狸)の気配に気づき、大きなあくびと共に翡翠色の瞳を開く。
すると、ぽんぽこはましろを見るなり、ニヤリと親近感を込めた笑みを浮かべた。
短い手をひらひらと振る。
「おっ、先輩アニマルだ。よっ、同じマスコット枠として、仲良くやろうぜ!」
その瞬間、私の中で「南無」という言葉が浮かんだ。
ああ、終わったなこいつ。
「え?」
私の憐れむような視線に、ぽんぽこがキョトンと首をかしげる。
その時にはもう、遅かった。
バババババババッ!!
白い閃光が奔った。
目にも止まらぬ神速の猫パンチ連打。
残像すら見えるほどの高速打撃が、狸の顔面を的確に、かつ容赦なく捉える。
【ぎゃー! なんでー!?】
ぽんぽこがフリップを出す暇もなく悲鳴を上げ、コマのようにきりきり舞いして吹き飛んだ。
地面に顔から突っ込み、短い足をピクピクさせる狸。
私は冷ややかに見下ろして告げる。
「残念だったでしゅね。……うちのましろたん、自分をペット扱いしたり、舐めた態度を取るやつが一番嫌いでしゅから」
ましろは私の肩の上に戻り、全身の毛を逆立ててフゥーッ! と鼻を鳴らした。
「シャーッ!!」
マスコット枠などと一緒にすな、という神の怒り。
ぽんぽこは涙目で鼻を押さえながら、このパーティのヒエラルキーを痛感するのだった。
【おしらせ】
※2/13(金)
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