強キャラ感
間違えて書きかけのを投稿してしまったので完全版にして出しました
俺はそんなことを思いつつ、走る。ただ駆け抜けていく。すると、ゴブリンがなぜか襲わない人間が居た。いや、人間じゃないな。人間が指示を出して、ゴブリンの大群を操っているとは考えづらい。あれがアークゴブリンなのか?
俺がそんなことを思っていると、景色が移ろう中トリーが言った。
「男の人がゴブリンの指揮をしてる....」
「邪気を感じます。あれは鬼人....」
「ん、同意」
どうやら、カオルさんとカーラは何かを感じ取ったようだ。鬼人って、作品によっては普通の種族として成立してるやつじゃん。なに、人を殺せっていうのか!?
俺は戦慄した。
カオルさんとカーラはそれでも、顔色一つ変えずに接近している。トリーも同じようについて行っているが、まだ鬼人には気づいていないようだ。
俺が一人だけそこに立ち止まっているわけにも行かず、俺も頑張ってついて行く。今から、人が死ぬかと思うと胸が張り裂けそうだ。
たぶんカーラさんはこれはゲームだ、と割り切れるのだろうが俺にはそれが出来なかった。この世界があまりにもリアルだから。この世界のモンスターは死ぬとエフェクトが出て、アイテムに変わるわけではない。
死体がきちんと残る。俺は人に近い死体は見たくなかった。
そんな俺のエゴとは関係なく、みんなと一緒に俺は鬼人を倒すために近づいた。すると、鬼人はこちらを視認する。いままでは、相手をする気がなかったが相手をする気になった、といった感じだろうか。
その態度が事実による物だったら普通に死にそうなんだけど...
モチベーションが零に近いので、休載にさせて頂きます。本当にすみません。




