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VRMMOで運全振りになった結果  作者: 龍虎
信仰、集め始めました編
47/55

日常

 あぁ眠い。俺はそんなことを思いながら食事を摂る。こういうときは妹が話しかけてくることはない。乗らないとわかっているからか、はたまた気を遣ってか。どちらにせよ助かるものだ。

 俺は少し妹にありがたさを感じながら登校した。ちなみに登校中はなんか眠いのでやる気が出ずに、ゲームを開いていない。


 俺が着席すると、もう既に来ていたのか二人が寄ってきた。いつもよりも遅かったからな...


「なんだか眠そう」

「確かに眠そうだね!!」


 そういう北山さんは元気そうだな。彼女はいつも元気なイメージがある。そういえばなんか返事しないといけない。なんと返事しようか...


「何でそんなに眠そうなの?」

「何でこんなに眠いんだろうな。思い当たる節はないよ」

「授業で寝たら不味いし寝た方がいいんじゃない?」

「そうだな。寝るよ」


 俺はまぶたを閉じた。


 目を開けるといつの間にか孤島に居た、とかいうこともなくHR直前で起きれたようだ。時は過ぎて昼休み。高校は中学と違って給食はない。その代わりに購買や食堂があったり、食事の持参可がだったりする。

 で、昼休みになると各自自由に食事を摂るわけだが、この時間のときは周りの男子生徒目が怖い。なぜか?それは北山さんと石川さん(美少女二人)と一緒に机をくっつけて食べているからだよ!!!しかも


「今日は卵焼きあげるね!!」

「私は肉じゃがを」


 二人から二人お手製の料理を貰うのだ。最初はみんなのことを思って断ろうとしていたのだが、断ろうとすると悲しそうな顔をするため断るのは止めた。

 これならきっとみんなも納得してくれるはずだよねっ!ちなみに二人の料理は普通に美味しい。失礼ながら北山さんは下手だと思っていたのだが違ったようだ。


 アニメで元気系少女といえば料理が下手なことが多いからな。リアルにアニメを当てはめてしまっていたのだ。恥ずかしいですはい。

 ちなみに眠気はちょっと寝たら無くなったので今は無かった。


 あまった時間はゲームのことを話している。AWのことだけではなくゲーム全般だ。


「復刻キノコブラーザーズメイカーってやってる?」

「もち」

「俺は金の問題で買えてねぇ」


 そして、会話をしてわかってくるのが石川さんが結構なゲーマーだということだ。大抵どのゲームでも持ってるし詳しい。

 一方俺は、ゲームは好きだがアニメにもお金を注いでいるため手薄になりがちだ。一般人よりはやってるけどな!


「目指せキノコマスターは苦戦した」

「あれ、クリアしたの!?」

「クリアしたけど?」

「おい、そろそろ時間だぞ」


 こうして一日は過ぎた。あれ、そういえば最近話してないやつが居るような?


「俺が忘れられるのは当たり前だな」


 早速、木山は忘れさられそうになっているのだった。

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零の魔法
魔力0の良いところの少年が、学園で成り上がり、魔獣と闘う
一言で表すとそんな物語です。近未来+学園+魔法+科学、そんな作者の新作に興味のあるかたは↓で飛べますのでどうぞ
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