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VRMMOで運全振りになった結果  作者: 龍虎
高校、出会い編
29/55

代償がある.....

キリの良さから少なめです。これまでアクアショットがステータス欄に入っていませんでした。すみません。

 死んだのか?にしては余りにも倒れている時間が長い。一般的には最近行った街に飛ばされてデスペナを受けるだろうし、街に飛ばさないでデスペナ、にしても硬直時間が長すぎる。

 気絶しているのだろうか。それなら何で気絶している?わからないことが多すぎるな。そんな風に考えていると依頼主がべっぴんな奥さんを連れて、カーラさんの下へと駆け寄った。そして祈るように言う。


「おお、天使よ。私たちの為に力を使い果たしてしまったのか...」

「あなた、この慈悲深き天使を祀りましょう」

「ああそうだな」


 二人で呆気にとられること数分後、カーラさんが目を覚ました。何で倒れたのか聴かないとな。


「自分が何で倒れたのか心当たりあるか?」

「張り切りすぎた」

「張り切りすぎた?」


 張り切り過ぎたということは、NPCが言うとおり力を使い果たしてしまったのか?


「天使モードの時は天使力が使える。それは使い切ると気絶する」

「ていうことはそれが時間経過で回復したから目覚めたのか」

「そういうことでしょうね」

「いや、違う。天使力やその上位の神力は信仰されることによって増す」

「そういうことか」


 NPCが信仰しようと言っていたあの数分後には、NPCが信仰し始めたのだろう。なんだかチュートリアルみたいな茶番感を感じたのだが、運営の天使族救済措置みたいなものだろうか。いや、そうだな。流石にあれは茶番がすぎる。

 にしても天使族が超ハードな気がするんだが気のせいだろうか。いやチート性能だし、どっこいどっこいかな。そんなことを思っているとトリーが発言する。


「じゃあ、まずは信仰を集めた方が良いってこと?」

「そう。でも、火急の用という程でもない」

「でも、天使族は天使力が無いと魔法が使えないんだろ?」

「ん、聖法せいほうは使えない。でも肉弾戦ができる」


 前言撤回、全然どっこいどっこいじゃねぇ!!!!やっぱりチート種族じゃねぇか!!いや、俺も人のこと言えないけどね....俺も含めて下方修正はよ!ちょっと運営に送っておくか。

 俺はメニューを開いて、サポートフォームを開いた。そして、自分が初っ端から強すぎてゲームを楽しめず、カーラさんも妬みの対象になるという旨を打ち、運営に送信した。


「じゃあ、こうしよう!私たち特に目的がないし、カーラさんの信仰を集める旅をすることにしようよ」

「いい」

「そうだな。なんか目的は持っておいた方がいい。まあ、まずはお金稼ぎだけどな」

「そうだね....」

「・・・」


 目的は決まったが、まだ金を地道に稼ぐ旅は続きそうだ...


『ステータス

 名前:セルア

 LV:5

 種族:妖精族

 職業:水魔法使い

 称号:幸運に愛されし者

    神に期待されし者

    ニング街の救世主

    PVに映る予定の人

 能力値:体力:451{15UP} 物攻:311{10UP}

     魔攻:783{30UP} 速度:534{20UP}

     魔力:993{30UP} 物防:322{15UP}

     魔防:787{25UP} 幸運:500

 スキルポイント:9

 職業スキル:魔法作成

       水魔法(大)【ウォーターボール】

            【アクアショット】

 スキル:豪運 幸運 開運の祈り

     開運のまじない 不運のまじな

     主神【ヴィレーヌ】の加護 救世主』


遂に次回、運営側が!?この話の根幹に迫る。


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零の魔法
魔力0の良いところの少年が、学園で成り上がり、魔獣と闘う
一言で表すとそんな物語です。近未来+学園+魔法+科学、そんな作者の新作に興味のあるかたは↓で飛べますのでどうぞ
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