小説家に「なりたい」から「なる」に 私は小説家になる。度★★★★★
夢は大切
夢は生きるためには必要だと私は思う
夢は生きる希望がなかった私に光をくれた
夢のなかった十代の頃は、毎日のように死んでいた
というか
「さっさと私、死なないかな?」
なんて思っていた
けど
20歳くらいに、ノートの端やチラシの裏側になんとなく小説みたいなものを書くようになって
いつからか「小説家になりたいな」と夢見るようになった
小説家になった未来の私の姿や
自身の小説が映像化した未来を想像した
まだ全然、小説とは呼べない代物だけど
創作している時は、世界を創っているような気がしてわくわくした
書いている時は不安なんて知らなかった
だが
ある日、小説を書かなくなった
妹に「現実を見ろよ」
みたいなことを言われて現実に戻ってきた
いや、それ以前から「無意味なことをしている」
と、薄々思っていた
そうこうしていると、段々書くのが面倒になってきた
無駄なことしていると思うようになってきた
だから、私は書くのをやめた
夢を捨てた
夢を捨ててから
私はまた、死んだような日々を過ごした
兎に角仕事に打ち込んだ
やりがいのある仕事だけど
でも
毎日がつまらなくて
小説を書いていた時のようなわくわくする日がなくて
ただただ疲弊するだけ
ただただ死へと近づいているだけの毎日な気がした
ある日ガラケーからスマホにかえて
何故かふと、ネット小説のことを思い出した
そういえば昔、ネット小説の存在を知り
「ネットでいつか小説を書きたいな」
って思ったっけ?と
スマホにかえて操作に慣れると
私はネット小説を調べて
ここに─
「小説家になろう」に辿り着いた
小説家になろうで書くようになって
また、夢が戻った
いや、今度は以前とは違い
「小説家になりたい」
じゃなく
「小説家になる」
と、心に決めた
だから私は書く
小説家になるために
夢を現実にするために
日々創作をする
創作は私にとって生きる希望だから
輝ける未来を見つめながら
創作する
私は、小説家になる。
この「─ 徳田タクトの詩集 再 ─」はこれで完結します。
読んでくださった方そして、感想をくださった方本当にありがとうございました。
皆様のおかげで、ここまで続けられました。
本当にありがとうございました♪ヽ(´▽`)/




