表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
338/338

小説家に「なりたい」から「なる」に 私は小説家になる。度★★★★★




 夢は大切


 夢は生きるためには必要だと私は思う


 夢は生きる希望がなかった私に光をくれた


 夢のなかった十代の頃は、毎日のように死んでいた


 というか


 「さっさと私、死なないかな?」


 なんて思っていた


 


 けど


 20歳くらいに、ノートの端やチラシの裏側になんとなく小説みたいなものを書くようになって


 いつからか「小説家になりたいな」と夢見るようになった


 小説家になった未来の私の姿や


 自身の小説が映像化した未来を想像した


 まだ全然、小説とは呼べない代物だけど


 創作している時は、世界を創っているような気がしてわくわくした


 書いている時は不安なんて知らなかった




 だが


 ある日、小説を書かなくなった


 妹に「現実を見ろよ」


 みたいなことを言われて現実に戻ってきた


 いや、それ以前から「無意味なことをしている」


 と、薄々思っていた


 そうこうしていると、段々書くのが面倒になってきた


 無駄なことしていると思うようになってきた


 だから、私は書くのをやめた


 夢を捨てた


 


 夢を捨ててから


 私はまた、死んだような日々を過ごした


 兎に角仕事に打ち込んだ


 やりがいのある仕事だけど


 でも


 毎日がつまらなくて


 小説を書いていた時のようなわくわくする日がなくて


 ただただ疲弊するだけ


 ただただ死へと近づいているだけの毎日な気がした




 ある日ガラケーからスマホにかえて


 何故かふと、ネット小説のことを思い出した


 そういえば昔、ネット小説の存在を知り


 「ネットでいつか小説を書きたいな」


 って思ったっけ?と


 スマホにかえて操作に慣れると


 私はネット小説を調べて


 ここに─


 「小説家になろう」に辿り着いた

 

 


 小説家になろうで書くようになって


 また、夢が戻った


 いや、今度は以前とは違い


 「小説家になりたい」


 じゃなく


 「小説家になる」


 と、心に決めた



 

 だから私は書く


 小説家になるために


 夢を現実にするために


 日々創作をする


 創作は私にとって生きる希望だから


 輝ける未来を見つめながら


 創作する




 私は、小説家になる。


 



この「─ 徳田タクトの詩集 再 ─」はこれで完結します。

読んでくださった方そして、感想をくださった方本当にありがとうございました。

皆様のおかげで、ここまで続けられました。

本当にありがとうございました♪ヽ(´▽`)/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] なるぜ? タクトさん。 間違いなくな? えぇから、行くべや!! 安心しろい♡♬ おやすみ……。
[良い点] 目指す小説家はもう夢ではなく、しっかりとした目標として見ておられるように思います。 徳田さんの書かれる詩は時に色彩豊かに表現されたり、率直な心情を吐露されたりと様々に描かれていて豊富…
2024/07/26 20:35 退会済み
管理
[良い点] 「なりたい」じゃなくて「なる」という心の言葉。 今、現実を見ているからこそ分かる思いと、今後の夢を確実にしていこうとあらがえる。 方法は変えていっても、諦めない限り、きっとなれます! そ…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ