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まっさらな大地に咲いた一輪 青い空が何故か怖い時ってないですか?私はありますm(_ _)m度★★★★★
ふらふらと
果てない大地を歩く
ひとりで
歩く
草木も花も咲いてない
空は真っ青なだけで雲ひとつなくて
晴天と言えば晴天なんだけど
どこか、不安になる空間
その空間をひとりで歩く
右に行っても
左に行っても
前に進んでも
後ろに戻っても
風景は変わらない
私はいったい何処に向かってるの?
何処に行きたいの?
もう、わからないや……
不意に
足がもつれて倒れた
両ひざがじんじんする
痛い
ひざが痛くて……いや
孤独で胸が痛くて
泣きそうになる……
すると
「大丈夫ですか?」
そんな声がして
うつ伏せのまま、声の方を見上げると
誰か、いる
知らない──けど、とてもよく知っているような……
不思議な人
その人が心配そうに私の方に手を伸ばしていた
「ありがとう……ございます」
私はその人の手を掴み立ち上がった
温かい……手
そのまま
私はその人の手を握りながら、気づいたら歩んでいた
なにもない大地を
その人と2人で
ずっと────




