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人喰い彼女 恋人がこうだったら…どうする?度★★★★★
僕には愛する人がいる。
ある日僕は、その愛する彼女にプロポーズした。
けど彼女は、泣きながら僕のプロポーズを断った。
それと同時に「別れよう」と言われた。
僕は納得がいかなくて、彼女に別れたくないと強く訴えた。
そんなある日のこと。
その日は満月の日だった。
彼女から「いつもの公園に来て欲しい」
と電話があり、僕は急いでその公園に行った。
するとそこには…
地面までだらだらと伸びた黒い髪の女がいた。
その女は、耳まで口が裂けていて。
口や全身を血塗れにし…女の人の肉を喰いちぎっていた。
俺は変な声を上げ、その場で腰を抜かした。
するとその口の裂けた女は、血塗れの口で言った。
「私よ。夏乃美よ。私は人喰いの妖怪なの。こんな彼女なんて…嫌でしょ?」
どうやらその化け物は…俺の愛する人のようで。
俺は─…震えながら「ごめん…無理、です」
そう、言ってしまった。
そう言って俺は、喰い殺されると恐怖したのと同時に、彼女を傷つけてしまったと後悔した。
…彼女を恐る恐る見る。
彼女は血塗れの頬を、透明な露で濡らしていた。
そして。
「今度こそ…本当にサヨナラ」
彼女はそう言って、食べかけの女の人の亡骸を抱きながら。
森の奥にズルズルと消えていった。
こちらの詩は、他サイトで短編詩として投稿しています。




