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みっともないけど私の自慢の翼。 歪な私の歪な翼の物語度★★★★★
私の背に生える翼。
ところどころぼろぼろで。
つぎはぎだらけのみっともない翼。
その翼をばさばさとはためかせながら、ひろいひろい青空を仰ぐ。
そして────
ばさり。
つぎはぎだらけのみっともない翼をはためかせながら、青空を昇る。
まっすぐに飛べない翼。
みんなから見たら、滑稽にみえるのでしょう。
けど、これが私。
つぎはぎだらけのみっともない翼。
ふらふらしたように青空を舞う。
これが、私。
そんな私が、私は嫌い。
でも同時に、
みんなと少し違う自分に、なんだか誇りを持っている。
みんなには、私の翼や空を舞う様子はさぞ滑稽にみえるのでしょう。
それでも私は、翼をはためかせて青空を飛ぶ。
これが私の姿だから。
とあるサイトを辞めるので、そのサイトで書いてる詩をいくつか移動中。
さすがにどす黒い詩は持ってきませんが…^_^;




