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桜色の盾  作者: 白兎 龍
第一章 魔境
54/59

第43話 復活

第五位階下位



第四位階中位

 



 目が覚めると、乳白色の液体に浸かっていた。


 地図を確認すると、場所は蜂の巣。


 どうやら王薬の中に漬けられていたらしい。



 周辺には特に敵も居ない様だ。



 全員がいるクイーンの間に向かおう。






「キュア!」

『ミツキ!』



 広間にいたのは、リリと薔薇娘、蜂っ娘、緑と黒の幼女、赤の少女、緑のお爺さん、ボロボロの4体のワイバーン、などなど。


 混沌としている。



 取り敢えず飛んで来たリリをキャッチして、跳んで来た薔薇娘達を抱きとめる。



「キュキュア! キュー!」



 リリの言葉は全くもって分からん。


 だが、おそらく迷宮の奥から単独で地上まで上がって来たのだろう。



リリ ♀0LV35

〈魔貴族LV36〉

〈竜LV14〉


変更可能ジョブ

〈魔物LV100MAX〉

〈魔族LV100MAX〉

〈蜥蜴LV50MAX〉

〈偽竜LV70MAX〉


称号

〈魔物〉

〈魔族〉

〈蜥蜴〉

〈偽竜〉


BP10



 随分と強くなったな。



「良く頑張ったな、リリ」

「キュ……キュアー!」



 顔を擦り付けて来たリリを撫で、抱き付いて来ている薔薇娘達を撫でる。



 ……で、現状はどうなってるんだ?





 話を纏めると、複雑な状況であった事が分かった。


 先ず、グラノドスが俺との戦いの後に飛龍連峰を登り、寝ていた赤い少女に攻撃を仕掛けたらしい。

 赤い少女はそれに応戦し、両者痛み分けで戦いが終わった。


 その後グラノドスは森に降りて、刃竜達に襲い掛かった様だ。


 俺達がグラノドスを倒した後、赤い少女を傷付けられて怒った氷ワイバーンが森へ強襲を掛けたとの事。


 その後、俺を攫ったワイバーン4匹と森の皆で戦いが起こり、リリが乱入してワイバーンをボコボコにして俺を助けに来たらしい。

 ……本当に良くやったな、リリ。



 今此処にいるメンバーは、何故か俺の名前の元に協力して外敵と戦う同盟を築いたらしい。



 尚、緑と黒の幼女は俺の魔剣を吸収して復活した元ドリアードで、緑のお爺さんは元エルダートレントらしい。


 色々と訳が分からん。





 取り敢えず、ボロボロになっている皆を癒しの手で治して行く。

 特に酷い怪我を負っているのは4匹のワイバーン達で、今は王薬を飲ませて療養させている。



 ふと、暇が出来たので、地図で不死者達の様子を確認すると……。



 ーー大群がもう直ぐ其処まで来ていた。



「ヤバイな」

「キュア?」

「む?」

「ミツキ、どうしたのですか?」



 間近にいたリリと赤の少女、クイーンが俺の呟きを拾って聞いて来た。

 事情を説明し、迎撃の準備を開始する。



 敵の規模は、ジョブLVが10前後のゾンビやスケルトンおよそ5万。

 それから、ジョブLV20前後のスケルトンワイバーン10匹。

 そして、デスナイトが5体にその進化個体と思わしきデスガーディアンが1体。


 対する此方の戦力は、まだ万全では無い俺、リリと赤の少女、薔薇娘達、緑黒幼女、緑のお爺さん。


 ……いや、勝てるか。


 ワイバーンやデスナイト、デスガーディアンを、強いクイーンとドリアード、エルダートレント、リリ、赤の少女が倒せるだろうから、後は雑魚の群れを狩るだけだ。


 案外簡単に行きそうだな。





 王薬に浸かっていたおかげか、体の調子は大幅に改善されていた。


 全力で動くと痛い上に疲れるが、逆に言うとそれだけの事。



 アンデットの大群は、最初にリリがデスナイトとデスガーディアンを瞬殺してしまったので、後は容易い消化試合であった。



 ピロリン♪



 ……何の為に来たんだが。



 

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