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桜色の盾  作者: 白兎 龍
第一章 魔境
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閑話 小さなリリの割と大きな冒険 その三 海魔襲来

第五位階下位

 



 うーん、うーん、お兄さん。リリを忘れてますよー……はっ!?



 少し仮眠をとっていたら夜です。


 お兄さんを追いかけてついに海に来ました! お兄さんは此処にいるでしょうか?


 感覚を研ぎ澄ませて大きな気配を探します。


 すると、海を越えた先に何か大きな物が戦っている気配を感じました。


 きっとお兄さんです!



 リリは飛び立ちました、お兄さんが戦っているならリリも行かなければならないのです。





 結論から言うとー。

 お兄さんではありませんでしたー。


 なんだか凄く大きなイカの群れとー。

 水棲恐竜が戦っていますー。


 リリ的判断によるとー。


 悪いのはイカですー。


 何故ならイカの方が美味しいからですー。






 まぁ、冗談は置いておいて。



 水棲恐竜の頭目と思わしき恐竜が支持を出す合間に、おのれ侵略者共め! と悪態をついていたからです。



 リリ的判断によると、このお姉さん、とってもポンコツ臭がします。



『侵略者共! くらえ水の槍ウォーターランス

『な!? 効いていないだと!?』

『っ!? は、離せ! この!』

『くっ、もはや此処までか……』



 はい、風刃ウィンドカッター



 ちなみに捕まったのはこのお姉さんだけです、他の恐竜さん達はとっても早く動く事でイカの攻撃を避けています。



『だ、誰か知らないが助かった。感謝する!』



 戦況はあまり良くない様です。


 恐竜さん達は水の魔法を散発的に使って攻撃していますが、イカはダメージ量よりも回復量が優っている様です。



『礼は幾らでもする! 頼む! 力を貸してくれ!』



 このまま戦い続ければ恐竜さん達は疲弊して敗北する事間違いなしです。



『あ、あの、その、聞いてくださぃ』



 仮にリリが加勢したとして、さっきの風刃の感覚から言って余裕で倒せる事は間違い無いです。



『あ、あのぅ……』



 ただし、触腕を攻撃しても直ぐに再生してしまうでしょう。

 本体を丸々切断すれば倒せると思います。



『……グス』



 ではさっそくトライです。



 どでかい風の刃を作ってギロチンの様に落とします。



 慌てて逃げようとしたみたいですが、体がでかすぎてちっとも間に合ってません。



 そのまま大きなイカさんは真っ二つになりました。



『お、おぉーー!! す、凄い、あの怪物を一撃で……』



 一番大きいのが倒されたのを見て他のイカさん達が逃げ出し始めました。

 取り敢えず皆殺しにしましょう。






『救援に感謝する! リリ殿! おかげで我々は救われた』



 全てのイカを輪切りにした後、リリは驚愕の新事実を聞かされました、なんとこのポンコツお姉さん、リリの考えている事が分かるのです!


 と言う訳で、お兄さんについて聞いて見たところ、お兄さんらしき人とデカイ炎の怪物が、異界に繋がる島、の方へ向かうのを見たらしいのです。



 で、リリ、知ってますよ。宴ですよね?



『あ、あぁ、そうだな、今日は良き日だ。海魔に襲われながらも誰1人欠ける事なく勝利出来た。全てリリ殿のおかげだ』



 その後は倒したイカを食べました。

 お姉さんが綺麗な青い石を持って来てくれたので、それも食べました。


 リリ、知ってます。これを食べると少し強くなれるんです。




 適当に主賓を終わらせて、また、リリは飛び立ちます。


 いい加減お兄さんが恋しいです。




 

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