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桜色の盾  作者: 白兎 龍
第一章 魔境
4/59

第3話 ボーナスのポイント 二

第四位階下位

 



 とりあえず、武器を全て選択する。


 すると、目の前に7本の武器が現れた。

 浮遊しているそれらは、触れずに操作する事は出来ない。

 攻撃には使えないらしい、虚を突くのには使えそうだ。


 浮いているのを放置するのも座りが悪いので、武器を1本ずつ持って地面に突き刺しておいた。



 武器を改めて眺める。


 まず見た目からして違うのが2本、刀である。

 おそらくは『魔器』なのだろう、内1本は桜色だ。


 持ってみた感覚もそれぞれ違った。


 鋼の剣と思われるシンプルな直剣は、防具が良いからなのか思ったより軽い、適当に振り回してみたが存外使える。



『鋼の剣』

高い耐久性を持つ剣。

・付与能力

《修復》



 何鋼なのかは不明……知ったところでどうなる訳でも無いのだけれど、詳細鑑定の名に偽り有りだ。


 次に魔鋼の剣、と思われる直剣。

 こちらも鋼の剣同様軽くて扱いやすい。



『魔鋼の剣』

魔力伝導率の高い魔鋼製の剣、重量増加が付与されている。

・付与能力

《修復》

《重量増加》



 重量増加はMPを込めるらしい。

 魔力とMPは同じものなのだろう、試しに使ってみようと思ったが魔力の使い方が分からない。


 試す為に魔法の〈魔力盾〉を取得、使用してみた。



「っ!?」



 訪れたのは何かが体からぶわっと抜け出る感覚。

 その何かが目の前で集まり透明な壁のような物になった。


 それは一瞬の出来事だった。

 目の前にある物は透明だが、何かがあるのが分かる。


 鳥肌のたった腕をさすりつつも考察する。


 おそらくこの何かが魔力だろう。

 感覚的には後2回、合計で3回使えそうだ。



 透明な壁は全身を覆える位の薄い盾。

 意識すると操作可能で、操れる範囲は3メートル位の様だ。それ以上離すと動かせない。


 厚さを増せないかと試してみたら、覆える範囲が狭くなったが厚さ自体は増した。変幻自在である。



 剣に魔力を流し入れ、重量増加の発動を念じる。


 すると魔力が僅かずつ減少し始め、剣が多少重くなるのを感じた。


 魔力を多く流し入れてみたら、剣の重さが増し、魔力の消費量が増えた、頭が痛くなってきたのでやめる。


 魔力が減ると何かしら良くない事が起きるようだ、魔力量には気を付けよう。


 次は真銀の剣。

 剣身の根元に不思議な紋様が彫刻されている物凄く軽い剣だ。

 中身が無いんじゃないか、と疑ってしまう。



『真銀の剣』

魔力伝導率が非常に高い真銀製の剣。『一閃』が付与させている。『魔閃』の魔法陣が刻まれている。

・付与能力

《修復》《一閃》《魔閃》



 一閃は始動から次の動きを加速するらしい、つまり振りが早くなる。


 魔閃は剣に魔力を纏わせて耐久力と攻撃力を増す……固くて鋭くなるらしい。


 次は魔剣と思われる剣、見た目は赤黒く、茨が巻き付くようなデザイン。

 鍔の部分に宝石のような透明な珠が埋め込まれている、珠の中には白い薔薇の蕾が細工されていた。



『魔剣・宵』

薔薇の女王(ローズクイーン)の素材を用いて作られた魔剣。加工された薔薇の姫(ローズプリンセス)の魔核を使用している。

・付与能力

《修復》《HP吸収》《MP吸収》《吸血》《開花》《解放》



 吸収系の2つは言わずもがな、吸血は剣が血を吸うらしい。開花は時間制限付きで血を吸った分だけ強くなる、最後の解放は説明が出てこなかった。


 振ってみた感覚としては、重くもなく軽くもない、至って普通で扱い安い、手に馴染む。


 次は聖剣。

 透明感のある青白い剣身、一見すると綺麗な剣。扱い安さは魔剣に並び良く手に馴染む。



『聖剣・暁』

剣竜(ソードドラゴン)の素材を用いて作られた魔剣。

・付与能力

《修復》《一閃》《魔閃》《危機察知》《剣身一体》《解放》



 聖……剣? まぁ、問題は無いけれど。

 危機察知は危険な事を察知するらしい、特に戦闘時に反応が強いとか。剣身一体、解放は共に正体不明。


 次は魔器・黄昏。

 何処から見ても刀、鋼の色をした無骨な刀。



『魔具・黄昏』

《鏡の武具》



 ……まるで分からない。



『□□』【桜雲】

《鏡の武具》



 桜色の刀だ。

 良く良く手に馴染む良い武器だと思う。詳細は分からないが使う分には最良だろう、詳細は分からないが。


 詳細鑑定……。






 武器を必要BPが高い物から順に戻している際に、武器の表記が灰色にならない事に気付いた。


 防具は全て装備すれば良いが、剣は持てて2本。他は邪魔になってしまうからだろう、都合の良い仕様である。


 とりあえず、武器は魔剣と聖剣の2本を残して他を返還した。



 

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