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桜色の盾  作者: 白兎 龍
第一章 魔境
30/59

第29話 太古の迷宮《二層:平原》

第四位階上位

 



 明らかに岩の幅よりも長い道を歩く。


 リリは大岩を見上げたり通路を覗き込んだりをしきりに繰り返しては首を傾げていたが、通路にリンゴもどきを放ったら飛び込んで行った。


 馬鹿の考え休むに似たり。という言葉は下手の考え休むに似たり。を元に作られた言葉らしい……他意はない。


 道の半ばでリンゴもどきを頬張っているリリを拾い上げ、光差す二層への入り口をーー




 ーー通過した。




「キュー……」



 目の前に広がるのは大草原、目測だが、僅かに傾斜がある。


 草原の真ん中には巨大な湖があり、ここから丁度反対には小川が流れ湖に水を注いでいる。


 更にその先には木々の生い茂る森があった。



 地図を確認すると二層には、真ん中に深く巨大な湖があり、その周りに広大な草原、それらを囲うように濃密な森が広がっているようだ。



 生息している魔物は、森にレベル高めのハグトスとリーダー。

 それから未見のビックマウスとビッククロウ、それらの上位種と思われるシーフマウスとゲイルクロウがいる。


 湖には大量の水棲生物がおり、それらはどれも蟹や蛸などの海に住む生き物だった。

 ただの湖ではなく塩水湖らしい。


 草原にはビックマウスの群れがいくつか、シーフマウスも何体か生息しているようだ。そしてーー



グアルディス LV13

US

『■■の■■』

S

『体術』『気配察知』

LS

『治癒力向上』『脚力強化』『胃酸強化』


〈魔物LV45〉♀86

2ジョブ〈蜥蜴LV45〉


変更可能ジョブ


BP0




 強さは4、とにかくでかい、首が長く尻尾も長い、ざっと20メートル後半といったところだろうか?

 草原にはこれが複数生息しており、森に首を突っ込んではモソモソと葉や木を咀嚼している。


 二層には4がこれ以外にもう一種いる。



グレーターデスシャーク LV10

US

『■■の■■』

S

『水魔法』

LS

『治癒力向上』『牙強化』『直感』


〈魔物LV41〉♂52

2ジョブ〈魚LV41〉


変更可能ジョブ


BP0



 名前から分かるが、湖にいる鮫である。



 これらニ種以外に特に脅威になりそうな魔物はいない。


 その内の一種グアルディスは温厚な性格らしく、殲滅するのは途惑われる所だ。


 何せ、目の前にいても襲い掛かって来ないのだから。



「キュー! キュアー!」

「グァ? グァー?」

「キュッ! キュー!」

「グア、グァ」



 聖剣に掛けていた手を下ろす、今表記が紫から青に変わった。


 グアルディスは森に首を突っ込むと木を一本へし折って湖の方角へノソノソと歩き出した。


 リリはそれを追い掛けて走って行く。


 言葉が通じていたかはわからないが、何か通じ合う物はあったのだろう。


 俺もそれらを追い掛けるように歩き出した。



 

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