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桜色の盾  作者: 白兎 龍
第一章 魔境
20/59

第19話 蜂とお食事

第四位階中位

 



 歓待は女帝の間で行われる事になったらしい。

 一番広い空間だったからなのか、民を率いる者として適切な場所がなかったのか。


 女帝の間には、先程までなかった机のようなものと椅子のようなものが用意されていた。


 巣と同じ材質、蜜蝋だろう、この巣は蜂の巣にしてはかなり綺麗で巣の中の壁は白や黄色だった。

 この机と椅子は半透明だから作られたばかりなのだろう。


 用意されたのは長い机で、女帝が一番奥、右側に女王達が勢揃いしていて、その後ろに数体のエリートが控えている。


 椅子は左側に用意されていた、エリートにそこへ座るよう言われる。


 机の上には、食べ物がおかれている、それぞれ今回の為に用意されたと思われる半透明な器に盛られている。

 椅子に座ってみて分かったが、机は割りと低い、女王達に会わせて作られている模様。


 取りあえず、頭の上でもぞもぞと動いているエリートを、膝の上に乗せておく。

 エリート、エリート、と言っているとわかりづらいな。名前でも考えるか。


 地図で調べるとハニービーエリートは百匹以上いるようだが、ほとんどはレベル20以下。

 エリートは本当に本当のエリートだったらしい。


 ふむ……蜂、針、いや槍か、スピア......スィーア.....うん、シアで行こう。


 ーー歓待が始まるようだ、歓待と言うか食事会か?


 机の上で一番目につくのは杯に満たされた乳白色の液体。



『王薬』

ハニービークイーンを育てる為の液体。入手困難。強力な秘薬の一種。



 大きな壺のような物が置いてあり、そのなかには同じ乳白色の液体が満たされている。セルフサービスか?


 最初に話し始めたのは、先程のよく話すやつ、右端から2番目。



「ミツキさま、ほんじつはわれらがはいかのいのちをおすくいいただきまことにありがとうございます」



 次に声を掛けてきたのは、あまりしゃべらないやつ、左端。



「とてもかんしゃしている」



 あまりしゃべらない奴はそう言うと隣のうずくまっている奴をひっぱたいた。



「むが!? ……ね、ねてない」



 寝ていたらしい。



「こほん、なかまをたすけてくれてありがとね、あとごはんもありがと」



 続いて一番右端のやつ。



「ほ、ほんじつは、ミツキしゃまのためにさややかなかいしょくのばを、えと、も、もうけました!たのしんでいってください!」



 噛み噛みの上に間違えているが、1歳ならば当然か。

 そして次に真ん中のクイーンが。



「うむ、わたしもかんしゃしている、きょうはたのしんでいってくれ!」



 最後に女帝が。



「ミツキ、すまないな、なにせこう言うことは初めてでな、何か不備があれば何でも言ってくれ」



 と、言ってきた。

 机が低いやら生肉は食えないやら、或いは開会の連携が甘いやらと、粗を探せばいくらか見つかるが、わざわざ文句を言うほどではない。



「あぁ、今日は楽しませて貰うよ」






 食事中は女王や女帝に様々な質問をされたが、概ね薔薇娘達と同じような内容だった為、詰まることなく話せた。


 主に俺が食べたのは果物、椰子の実のように表面が堅く、中に甘い液体が入っている物や、林檎らしき物を食べた。



『サプスの実』

中には魔力が蓄えられている、肉体と馴染みやすく、魔力を吸収できる。



『幼魔の実』

多量の魔力が凝縮されている、儀式に用いられる事もある。



 ただの果物ではなかったようだ。




 食事会と質問攻めも終わり、日が落ちる時間になった。


 解体した蜥蜴肉は全て渡したので、今回貰ったのは、

 王薬が壺のような物に一杯。

 幼魔の実とサプスの実が大きな箱、もといコンテナに入るだけ。

 謎の石、と言うかハグトスの魔石35個、である。



『魔石』

多量の魔力を含む石、不純物が多い。



 蜂達に見送られての出発となった。

 もうすぐ日が落ちるから泊まっていってはどうか。と提案する女帝に、悪いが蜥蜴の森に用があってな、機会があればまた来よう。と応えての出発である。


 ちなみにシアは傷が完全に癒えた様で飛んで見送りしてくれた。


 当初の目的だった仲良くなる。は達成出来たようだ。


 レベリングを再開する。



霊人 ミツキ LV2

US

『桜色の瞳』

『樹精霊の加護』

『女帝の親愛』

『ーーの加護』

『■■の■■』

HS

『身体強化』

S

『癒魔法』

LS

『魔力調節』


ミツキ〈英雄LV29〉男16

2ジョブ〈熟練剣士LV24〉

3ジョブ〈魔導士LV24〉


変更可能ジョブ

〈村人LV5〉

〈見習い剣士LV25MAX〉

〈剣士LV50MAX〉

〈見習い拳士LV1〉

〈見習い戦士LV1〉

〈見習い魔法使いLV25MAX〉

〈魔法使いLV50MAX〉

〈火魔法使いLV1〉

〈水魔法使いLV1〉

〈風魔法使いLV1〉

〈土魔法使いLV1〉

〈狩人LV1〉


称号

〈見習い剣士〉

〈剣士〉

〈見習い魔法使い〉

〈魔法使い〉


BP21




 色々と増えている。

 スキルは名前が分かるだけのようで、現時点ではどんな効果があるのかわからない。


 BPが13ではなく21なのは剣士と魔法使いを最大まで上げると5ポイント貰えると言う事だろう。


 取りあえず無詠唱を、取得した。



 

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