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【Side】五十嵐ひのわ



 あたしは五十嵐ひのわ。

 五十嵐家の当主よ。女だけどもね。


 あたしたちは信濃へ行く途中で、迷い家に立ち寄ったわ。

 そこで、異能訓練をすることにした。


 ザシキワラシのおちび相手に、異能を当てるという訓練をするあたし。

 一方で、レイは、神域っていうとんでもない技術を身につけようとしていた。


 ……正直、凄いことをしてる、頑張り屋さんだな、って思っている。

 でも……この子はどうにも、自分に自信が無いようで、できないことを凄く重く捉えていた。


 あたしは……思わず彼女を励ましちゃったわ。

 この子はあたしの好きな男の、妻だっていうのに。


 恋の、ライバルだっていうのにね。なーんで敵に塩を送るようなマネをしちゃったんだろう。


 ……でも、しょうがないじゃあない。

 だってこの子は、必死に、他人のために行動してる……良い子なんだもん。


 あと、あたしとレイは、境遇が似てるってことがわかったから。

 レイは魔力が無いせいで、家で酷い目にあってきたそうだ。


 あたしは……五十嵐家の長女として生まれた。

 父親は、あたしが生まれてすぐに死んじゃった。


 親族達は、それを他の五華族たちに知られたくなかった。だから……あたしは男だったってことにした。


 養子を取らず、最初に生まれたのが男だったと。

 そして、あたしは男であるように、振る舞うことを強いられた。


 ……好きな人が居るっていうのにさ。全く地獄もいいところよ。

 とまあ、あたしの家もなかなかまあまあのヤバいとこなのよ。


 レイと一緒ね。あたしは、持ち前の負けん気があったから、なんとかできた。

 でも……レイはそういう気持ちがないみたい。


 全部、自分が悪いって考え込んじゃうところを見てさ。

 なんか……ほっとけなかったんだ。


 境遇が似てたからね。


 レイはあたしの励ましを聞いて、元気を取りもどしたらしい。良かった。

 頑張ってね、レイ。あたしも……頑張るから。


 一緒に、頑張って強くなりましょ?

 

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または、以下のULRをコピーしてお使いください。



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