タイトル未定2025/03/27 22:08
うちは、うるとらスーパーサンシャインオデッセイな妖魔、ザシキワラシのさっちゃん。意味? ねえよ。
守美が心配してたので、うちはレイの側についてってあげることにした。
うちの優しさに、涙ちょちょぎれてるころあいだろう。うちってばなんて良い妖魔なんだろうか。
うち、今回はレイと一緒に信濃へ行く。
レイは天然さんだから、ひのわからめちゃくちゃ敵意をもたれてるのに、あんま気づいていなかった。
道中、色々あって、ひのわはレイへの態度を軟化させていた。
悟に相応しい女は、レイ……的なことを言っていた。実質、敗北宣言だろうね、あれは。
悟は、いけめんで、金持ちで、五華族のトップ。それゆえに、周りの女どもは、悟のことを、一条家の当主としてしか、見ていない。
一条家の中においても、彼は将来家を支えるそんざいだからか、彼を注意したり、叱りつけるものというのは、守美以外……居なかった。
でも、レイは違うんだ。
外から来たレイだけは、悟の事情なんて、知らない。
一条家の当主、とも見ていない。
一条悟、という一人の男として、彼と接することができる。
それは、レイにしかできないんだ。
事実、レイは悟にひのわのことで、ちゃんと叱ってあげていた。
間違いを、ただしてあげていた。それは、今まで守美にしか……できないことだった。
母以外に、そういう、ちゃんと叱ってくれる存在、間違いを正してくれる存在を、悟は手に入れた。
だから、ひのわは……敗北宣言をしたのだ。
自分では、できないことを、レイはしてあげられるから。
……でもね、ひのわ。ここで諦めるのは、よろしくないよ。
だってまだレイは、悟と祝言をあげていないのだ。
まだ、正式に結婚した訳じゃあないのだ。
だから……諦めるのは、まだ早いのだ。
それに、極東では側室という文化があるのだ。
まだまだだよ、ひのわ。
諦めるのは、まだ早い。
でも……ひのわは完全に身を引こうとしてる。
やれやれ、ここは……百戦錬磨の恋愛マスター妖魔である、この幸子ちゃんの出番かな。




