表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄されて異世界トリップしたけど猫に囲まれてスローライフ満喫しています  作者: 葉柚


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

74/164

73





「あれ?マーニャたちは?」




プーちゃんから目を離して室内を見渡すがマーニャたちの姿がなかった。


まさか、あの子たちプーちゃん置いて遊びに行ったの!?




『待ちきれずに遊びに行った。よって我は暇だった』




マーニャ・・・お客さん置いて遊びに行っちゃったのね。


なんて、なんて自由な子なのかしら。


プーちゃんったらマーニャたちに置いていかれたからご機嫌斜めなのかぁ。




「遅くなってすみません。パン買ってきたので一緒に食べましょう」




『うむ』




私は買ってきたパンをテーブルに広げる。


プーちゃんはテーブルの前に大人しくトグロを巻いて鎮座している。


なんだかシュールな光景だなぁとか思いつつ、パンのついでに飲み物も用意する。


今日の飲み物はりんごジュース。


この世界緑茶がない。


基本ジュースか紅茶だ。


しかし、紅茶の茶葉なんて買っていなかったのでアンさんのところで売っていた100%りんごジュースを買ってきたのだ。


実はその隣に置かれていた「にゃんこの肉球」という謎の商品も気になったのだが今回は購入していない。


いったい、どんな飲み物なのだろうか。




プーちゃんは目の前に積まれたパンを無造作に短い手で取ると、口に運んだ。


私の手のひらサイズのパンがプーちゃんにかかれば一口だ。




『甘くて美味い』




プーちゃんが食べたのはメロンパンだ。


パンの表面に甘いクッキー生地とザラメの砂糖が振り掛けられているのが特徴だ。


どうやら甘いパンはプーちゃんの口に合ったようだ。


ほっと一安心する。




『・・・これは辛くてまずいのぉ』




次いでプーちゃんが取ったのは、コッペパンに切り込みが入れられその間にウインナーが入っているというホットドックに近いパンだ。


こちらは、ピリッと辛い山椒で味付けされている。


お酒に合いそうな一品だが、どうやらプーちゃんの口には合わなかったようだ。




竜っていったら大酒飲みって印象があるのだが、違うのだろうか。




パンをもきゅもきゅと咀嚼するプーちゃんを見ながら私もパンを一つ手に取った。




「マユー!来ちゃった」




「えっ?」




「ええええっ!?」




突然、ノックもなしにドアが開いた。


鍵を掛けなかった私も私だけど、勝手に開けないで欲しい。


プーちゃんいるし。


プーちゃんの姿ドアから丸見えだよね・・・。









評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ