【かぐつち・マナぱ先生のイラスト貰ったよ】恐怖! ココイチ15辛!
かぐつち・マナぱ先生から「キゾク・レイジョウ・ファイターズ24 貴族令嬢料理大会・世界編」のローマ代表貴族令嬢マリアのイラストいただきましてよ!
「貴族令嬢料理大会」の作中で果物を食べるシーンがあるんだけど、そのディテールを深める為と純粋に自分が食べたかった & 健康のため、ちょい高めのスーパーで良さげな果物買って来て食べたんよ。
「貴族令嬢料理大会」に出てきた食べ物は、一応書く前に自分でも作って食べてるわけ。さすがに佛跳牆 (ファッチューチョン) とかは無理だけどさ、それで小説の面白みが少しでも増したらいいなと思ったのさ。
ほんで果物よ。これを言っちゃあ身もふたもないけど、高い果物は美味い。白状するとリンゴは苦手なんだけど、高いやつはめちゃくちゃ美味かった。そもそも果物全般苦手なん多いんだけど、高いやつは美味しくて仕方ない。本能が要求する。なお、バナナは安くても好き。
ほんでカレーよ。
これは別に作品関係なく月に二回は必ず作ってて、食べきれないから小分けして冷凍保存している。ただ、滅多にやらないんだけどスパイスから作った時は早めに食べきる、だって冷凍したら味の劣化がすごいし。
そんで、作中でカレーが出るねんけど、そんなん今さら作っても新鮮な感動も無いし作品に反映する内容もない。かといって折角だから何か変わった刺激が欲しい。そない思ってネット見てたらありましたとも、出前館にココイチが。
ご飯はある。トッピングもある。だけど奇跡的バランスで絶妙なココイチのカレーソースは私ごとしの腕では再現できない。そもそも料理は得意ではない、レベル的にフライパン返しと卵片手割りが出来て、魚がさばけない、お菓子やケーキが作れない、といったところ。客観的に判断して中の下くらいだと思う。
しかしせっかくのココイチ、割高だという声に異論はないが、私はそれだけの価値はあると思う。好きだから。世に出回るコーンスープ、あれも私は値段が2倍に跳ね上がっても買う価値があると思う。好きだから。
……文法がおかしい。書いてる途中で言いたいことが変わってしまった。やりなおし。
しかしせっかくのココイチ、ひさしぶりだから刺激が欲しい。10辛を頼んで酷い目に遭うのも一興だが、少しMっ気のある私にとってはご褒美に過ぎない。もっと強い刺激が欲しい。気付けば15辛を頼んでいた。20辛ではない所に小心っぷりがうかがえる。
私は辛い物が好きで、来来亭の旨辛麺くらいなら軽く食べられる。王将で麻婆を頼むときは辛さ強めをお願いするほどだ。実は豆腐が苦手なのだが、その話は需要がなさそうなのでやめとく。
そんでココイチの10辛は全然余裕で食べれるのだが【警告】それ以上となると実は未経験、はじめて口にする15辛に期待で胸を膨らませていた。どこまで辛いのだろう、久々だし最近は辛い物を食べてないので耐性も減っているはず。コチュジャンより豆板醤の使用頻度が高い私にどこまで耐えられるか……
注釈)
【警告】とは本エッセイの「嘘偽りなく事実のみを記す」という制約と誓約を破った場合に出現する念能力。これに従わず破り続けると周囲が氷結し相手は死ぬ (エターナルフォースブリザード)
♪ぴんぽーん
「おまたせしました、出前館です」
きたきたきたきたきたきつね (コンコン)
きましたよ、ココイチのカレーソース15辛!
固めに炊いたご飯はもちろん、到着時間に合わせて準備したトッピングもアチアチの焼き立て。サッと炒めたピーマンと、ノンフライヤーでカリカリに焼いた作り置きのイカフライ!
ちなみになんでイカフライは揚げたてを用意しなかったかというと、揚げ物の処理が嫌なのと、カレーに合わせると油がキツいから。私は食べる前に食器や調理器具が洗い終わってないと心から食事が楽しめない。なんなら食器も食べる前に洗い終わらせたいくらいだが、それは時空間を歪めない限りは無理だろう。
カレー用のお皿にごはん!
私の食器は無地の白一択!
カレーソース投下、白米に着弾を確認!
イカフライ発射、カレーソースの上に命中!
これよりココイチ15辛、実食、兵器使用自由!
い た だ き ま す !
◇◇◇
香り立つココイチのカレーソース、しかし明らかに通常よりドロッとしている。スパイスカレーの刺激臭が切れ味の良いサーベルだとしたら、ココイチの香りはぶっといバット、しかも目の前にある15辛のソースは見た目は木製だが鋼を思わす硬質な香り。これは金属バットだ。
♪ぱくん。
あれ、普通に美味しいじゃないの。
ちょっと構えすぎたかしら、それとも配達の途中で辛さの成分が飛んだかな、ワサビもそうだけど辛さって揮発性の部分があって時間が経つと刺激が減ったりするかボケまじでふざけんなクッソ辛いわなんやこれ痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い!
辛い物を食べるとき、水を飲んだら余計に辛いよ、とかふざけたこと抜かすやつ、これ食ってみい! これ食っておなじこと言うてみい! 飲むなよ! お前は絶対みず飲むなよ! 絶対飲ませへんからな! 後の辛さより今の救済じゃ! みず! みず! みず! みず! みず! みず!
ぐびぐびぐびぐびぐび……
ふぅ……
ちょっとヒリヒリ致しますけど、まあ大したことございませんわ【警告】みなさまも是非お試しあれ、わたくし黒い安息日、ココイチ15辛はイチオシでございましてよ【警告】ほどよい辛さで心地よい刺激【警告】
さて落ち着いたことですし、さらにもう一口。むぐむぐ。あら、少し慣れてきたのかしら、最初に比べると大分マシになって、むしろ基本の味が感じられて大変美味しく感じじじじられてまいり基本のまたしわ感感じ基本が味の感じれられられら美味ししくし味美ああああああああ。
ぐびぐびぐびぐびぐび……
はぁ……はぁ……
運動した時に肌から出る爽やかな汗とは違う、頭の上から滴り落ちるような独特の汗。用意していたタオルは既に二枚目、これだからお店では食べたくなかったのだ。死ぬて。まじで死ぬて。そもそも5辛以上、特に7辛以上は味わうどころの騒ぎではない。痛い。ただそれだけだ。
こういう話をすると、15辛くらい余裕だよ、全然辛くないよとマウントを取ってくる人が必ずいるが、それは味覚の異常さを宣伝しているようなもので、私はそういう人の食レポに信用を置かない。針を刺されても平気な人のオススメするマッサージ店には行きたくない。
もちろん私はリアルで人に聞かれたら、15辛くらい余裕だよ、全然辛くないよと答える。答えてやる。そしてそいつを地獄へ引きずり込んでやる。道連れだ。クヒヒヒヒ!
カレーはまだ残っている。
まだ食べないといけないの?
許しを請うように自分の中の天使が縋りつく。
だがもっと、もっと、もっと喰らえとアイツが誘う。
赤黒い羽をもつアイツは、ガラムマサラの香りを漂わす。
ああ、わかってる、次食べるときは、20辛だ。
◇◇◇
本当の地獄は食後数時間を経て発動する。
アレだけじゃない、ソッチもだ。
口に憚ることなので、ここでは語らない。
痛い、それだけだ。




