深沙の想い白骸に連ねて往く西遊記!
最新エピソード掲載日:2026/02/08
天界の将、捲簾大将(けんれんたいしょう)にはずっと昔から気にかけている人がいた。
その人は人間で、ある時は漁師、ある時は僧と、幾度となく転生を繰り返している。
そしてその人の何度めかの転生のとき、捲簾大将は偶然その人と出会い、親しくなる。
しかし人の世は激動。
そこは戦、天災など、常に困難が降りかかる世界で、その人は異民族の襲撃により命を落としてしまう。
そばにいたら守れたのに。そんな後悔が、捲簾大将を突き動かした。
捲簾大将がその人の生まれ変わりを見つけても、すでに骸になっていることがほとんどで、捲簾大将はその骸から頭蓋を取り出し首飾りのように連ねて保管していた。
いつか再び出会う時が来るようにと願いを込めて、捲簾大将が集めた頭蓋の数は九つにものぼった。
そんなある日、捲簾大将は西王母主催の蟠桃会にて、警備をすることになり、養子の青鸞童子(せいらんどうじ)と連れ立って蟠桃園へ行った。
そこで、ドジを踏んで西王母の怒りを買い、鞭打ちの刑ののち地上へ堕とされてしまう。
人の世界に堕ちた捲簾大将だったが、これを好機としてずっと気にかけていた人を河伯と名をかえ探すことにした。
人の世界に堕とされた河伯は、果たして無事白骸の持ち主と再会できるだろうか。
九つ連ねた白き頭蓋──白蓋(はくがい)──に想いを乗せ、あの日の後悔を二度と味わわないように、河伯は決意を胸に再会を望み続けている。
そして、再び出会った二人は釈迦如来のまつ大雷音寺へと、仲間たちと共に旅立つのだった。
※古典文学である、呉承恩原作『西遊記』をベースにしています。
※かなりオリジナル設定が入っているので、やりたい放題してますすみません!
【参考文献】
当作品におけるお経、仏像、仏教については以下の文献を参考にしました。
洋泉社MOOK『お経と仏像で仏教がわかる本』 発行人 江澤隆志 編集人 梨本敬法
洋泉社 2017年3月20日
『仏像礼賛』 著者 籔内佐斗司 ビジュアルだいわ文庫 大和書房 2015年5月25日 第一刷
※無断転載を禁止します。
※2025/2/26よりネオページ様にも投稿開始しました
その人は人間で、ある時は漁師、ある時は僧と、幾度となく転生を繰り返している。
そしてその人の何度めかの転生のとき、捲簾大将は偶然その人と出会い、親しくなる。
しかし人の世は激動。
そこは戦、天災など、常に困難が降りかかる世界で、その人は異民族の襲撃により命を落としてしまう。
そばにいたら守れたのに。そんな後悔が、捲簾大将を突き動かした。
捲簾大将がその人の生まれ変わりを見つけても、すでに骸になっていることがほとんどで、捲簾大将はその骸から頭蓋を取り出し首飾りのように連ねて保管していた。
いつか再び出会う時が来るようにと願いを込めて、捲簾大将が集めた頭蓋の数は九つにものぼった。
そんなある日、捲簾大将は西王母主催の蟠桃会にて、警備をすることになり、養子の青鸞童子(せいらんどうじ)と連れ立って蟠桃園へ行った。
そこで、ドジを踏んで西王母の怒りを買い、鞭打ちの刑ののち地上へ堕とされてしまう。
人の世界に堕ちた捲簾大将だったが、これを好機としてずっと気にかけていた人を河伯と名をかえ探すことにした。
人の世界に堕とされた河伯は、果たして無事白骸の持ち主と再会できるだろうか。
九つ連ねた白き頭蓋──白蓋(はくがい)──に想いを乗せ、あの日の後悔を二度と味わわないように、河伯は決意を胸に再会を望み続けている。
そして、再び出会った二人は釈迦如来のまつ大雷音寺へと、仲間たちと共に旅立つのだった。
※古典文学である、呉承恩原作『西遊記』をベースにしています。
※かなりオリジナル設定が入っているので、やりたい放題してますすみません!
【参考文献】
当作品におけるお経、仏像、仏教については以下の文献を参考にしました。
洋泉社MOOK『お経と仏像で仏教がわかる本』 発行人 江澤隆志 編集人 梨本敬法
洋泉社 2017年3月20日
『仏像礼賛』 著者 籔内佐斗司 ビジュアルだいわ文庫 大和書房 2015年5月25日 第一刷
※無断転載を禁止します。
※2025/2/26よりネオページ様にも投稿開始しました
【三百一話 太上老君から借りてきた宝貝】
2025/04/07 23:27
【三百二話 離れ離れの玄奘一行】
2025/04/08 23:10
【三百三話 金炉精銀炉精の母、九麻夫人】
2025/04/11 23:19
【三百四 狐阿七大王、甥っ子たちを諭す】
2025/04/13 16:36
(改)
【三百五 玉龍、沙悟浄、羊脂玉浄瓶より脱出する】
2025/04/14 23:22
【三百六 金角と銀角、策に溺れる】
2025/06/15 23:46
【三百七 太上老君、二弟子の不在にようやく気づく】
2025/07/22 21:54
(改)
【三百八 金炉精、銀炉精、玄奘に救われ迷う】
2025/07/23 18:04
【三百九 太上老君、玄奘たちを救い出す】
2025/07/24 18:32
【三百十 玄奘、孫悟空をおだてて手のひらで転がす】
2025/07/25 18:53
【三百十一 玄奘、九麻夫人のために経を読む】
2025/07/26 23:50
【三百十ニ 積雷山摩雲洞の玉面公主】
2025/07/27 22:47
(改)
【三百十三 玄奘、太上老君とともに呪詛返しをする】
2025/07/30 15:02
【三百十四 九麻夫人、目覚める】
2025/10/09 13:42
【三百十五 玉面公主、襲来する】
2025/10/10 13:50
(改)
【三百十六 太上老君の苦言】
2025/10/11 16:07
【三百十七 玄奘一行、まとわりつく瘴気に苦戦する】
2025/10/12 16:13
(改)
【三百十八 金炉精、金角となり玉面公主に立ち向かう】
2025/10/13 21:39
【三百十九 青き仙女、鉄扇公主襲来する】
2025/10/14 13:56
(改)
【三百二十 玄奘、鉄扇公主をあざむく】
2025/12/19 17:02
【三百二十一 孫悟空、義弟の妻と対峙する】
2025/12/20 23:27
【三百二十二 玉果の血】
2025/12/21 17:31
(改)
【三百二十三 玉龍の如意宝珠にて玄奘、一命を取り留める】
2025/12/22 18:10
【三百二十四 鉄扇公主、玄奘を連れ去る】
2025/12/23 18:49
第十九章 孫悟空と紅孩児
【三百二十五 三途の川の番人】
2025/12/24 18:06
【三百二十六 生還した玄奘、紅孩児の住処にて世話になる】
2025/12/25 22:36
(改)
【三百二十七 弟子たち、太上老君の館にて玄奘の行方を知る】
2025/12/26 17:28
【三百二十八 紅孩児が玄奘を引き止める理由】
2025/12/27 22:18
【三百二十九 沙悟浄、正気を失い紅孩児の洞府の前で暴れる】
2025/12/28 17:18
(改)
【三百三十 紅孩児、憧れの孫悟空を前にしてモジモジする】
2025/12/29 13:35
【三百三十一 孫悟空、玄奘に変化し紅孩児の望みを聞き出す】
2025/12/30 14:25
【三百三十二 灼熱の手合わせ、紅孩児の本気】
2025/12/31 22:49
【三百三十三 紅孩児の反抗期】
2026/01/01 17:01
【三百三十四 孫悟空の冥界下り】
2026/01/02 23:51
【三百三十五 孫悟空、冥土の道を進み釈迦如来と会う】
2026/01/03 23:00
【三百三十六 孫悟空、反魂香にて舞い戻り、文殊菩薩と普賢菩薩が降臨する】
2026/01/04 22:23
【三百三十七 文殊菩薩、紅孩児を誘う】
2026/01/07 22:27
【三百三十八 子の心親知らず】
2026/01/11 13:08
(改)
【三百三十九 紅孩児の選ぶ道】
2026/02/08 18:05