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※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形
古文】も、よろづの人まことには落ちゐ/
文法】も、|よろづ|の|人|まことに|は|落ち|ゐ|
古文】ずして好むを憎みて言へる/
文法】ず|して|好む|を|憎み|て|言へ|る|
※「し(サ変動詞(用))/て(接続助詞)」が一語化したもの。
古文】こと、人によりて見許すも、先例/
文法】こと、|人|に|より|て|見許す|も、|先例|
古文】もあり、子細もあることなり。大方/
文法】も|あり、|子細|も|ある|こと|なり。|大方|
古文】は、天象地儀はその字を確かに詠/め、
文法】は、|天象地儀|は|そ|の|字|を|確かに|詠め、|
※「その」は連語。
古文】言葉の字はまはして心を詠め、/
文法】言葉|の|字|は|まはし|て|心|を|詠め、|
古文】結題は上下にその心を分け/
文法】結題|は上下|に|そ|の|心|を|分け|
古文】て詠み入れよ、詞は三代集の中/
文法】て|詠み|入れ|よ、|詞|は|三代集|の|中|
古文】にてたづぬべくとも教へ、深く
文法】にて|たづぬ|べく|と|も|教へ、|深く|
※「とも」は連語。
古文】入りたる人に向けては、また
文法】入り|たる|人|に|向け|て|は、|また|




