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※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形
古文】なほ春と思はばや」とも「ほたさしあは/せ
文法】なほ|春|と|思は|ばや」|と|も|「ほた|さしあはせ|
※「とも」は連語。
古文】て」などのたぐひ多し。同じこと
文法】て」|など|の|たぐひ|多し。|同じ|こと|
※「同じ」の連体形には「おなじ」(語幹の連体法)と「おなじき」(連体形)の両形があるが、漢文訓読文・和漢混淆文では「おなじき」、和文では「おなじ」を用いるのが普通とされた。
古文】再びあるも、人によりて晴の/
文法】再び|ある|も、|人|に|より|て|晴|の|
古文】歌合にも難ぜず。慈鎮和尚の、百/首
文法】歌合|に|も|難ぜ|ず。|慈鎮|和尚|の、|百首|
※「にも」は連語。
古文】ながら勅撰に入る程の歌を読み/
文法】ながら|勅撰|に|入る|程|の|歌|を|読み|
古文】て日吉社に籠めんとて詠まれたる/
文法】て|日吉社|に|籠め|ん|とて|詠ま|れ|たる|
※「とて」は「と(格助詞)/て(接続助詞)」が一語化したもの。
古文】にも、初五字に「参る人の」とも「埒/
文法】に|も、|初|五字|に|「参る|人|の」|と|も|「埒|
※「にも」は連語。
※「とも」は連語。
古文】の外なる人の心」とも詠まれ/
文法】の|外|なる|人|の|心」|と|も|詠ま|れ|
※「とも」は連語。
古文】たる、風情のみにてあれど、後鳥羽/院
文法】たる、|風情|のみ|に|て|あれ|ど、|後鳥羽院|
古文】皆御合点ありて、をさまれり。/
文法】皆|御|合点|あり|て、|をさまれ|り。|




