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頁019

※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形

古文】なほ春と思はばや」とも「ほたさしあは/せ

文法】なほ(副詞)(名詞)(格助詞)思は(ハ四動詞(未))ばや(終助詞)」|(格助詞)(係助詞)|「ほた(名詞)さしあはせ(サ下二動詞(用))

※「とも」は連語。



古文】て」などのたぐひ多し。同じこと

文法】(接続助詞)」|など(副助詞)(格助詞)たぐひ(名詞)多し(ク形容詞(終))。|同じ(シク形容詞(体))こと(名詞)

※「同じ」の連体形には「おなじ」(語幹の連体法)と「おなじき」(連体形)の両形があるが、漢文訓読文・和漢混淆文では「おなじき」、和文では「おなじ」を用いるのが普通とされた。



古文】再びあるも、人によりて晴の/

文法】再び(名詞)ある(ラ変動詞(体))(接続助詞)、|(名詞)(格助詞)より(ラ四動詞(用))(接続助詞)(名詞)(格助詞)



古文】歌合(うたあはせ)にも難ぜず。慈鎮和尚(じちんくゎしゃう)の、百/首

文法】歌合(名詞)(格助詞)(係助詞)難ぜ(複合サ変動詞(未))(助動詞(終)打消)。|慈鎮(名詞)和尚(名詞)(格助詞)、|百首(名詞)

※「にも」は連語。



古文】ながら勅撰に入る程の歌を読み/

文法】ながら(接続助詞)勅撰(名詞)(格助詞)入る(ラ四動詞(体))(名詞)(格助詞)(名詞)(格助詞)読み(マ四動詞(用))



古文】て日吉社に籠めんとて詠まれたる/

文法】(接続助詞)日吉社(名詞)(格助詞)籠め(マ下二動詞(未))(助動詞(終)意志)とて(格助詞)詠ま(マ四動詞(未))(助動詞(用)尊敬)たる(助動詞(体)完了)

※「とて」は「と(格助詞)/て(接続助詞)」が一語化したもの。



古文】にも、うひ五字に「まゐる人の」とも「埒/

文法】(格助詞)(接続助詞)、|(接頭語)五字(名詞)(格助詞)|「参る(ラ四動詞(体))(名詞)(格助詞)」|(格助詞)(係助詞)|「(名詞)

※「にも」は連語。

※「とも」は連語。



古文】のほかなる人の心」とも詠まれ/

文法】(格助詞)(名詞)なる(助動詞(体)断定)(名詞)(格助詞)(名詞)」|(格助詞)(係助詞)詠ま(マ四動詞(未))(助動詞(用)尊敬)

※「とも」は連語。



古文】たる、風情のみにてあれど、後鳥羽/院

文法】たる(助動詞(体)存続)、|風情(名詞)のみ(副助詞)(助動詞(用)断定)(接続助詞)あれ(ラ変動詞(已))(接続助詞)、|後鳥羽院(名詞)



古文】皆御合点(がってん)ありて、をさまれり。/

文法】(名詞)(接頭語)合点(名詞)あり(ラ変動詞(用))(接続助詞)、|をさまれ(ラ四動詞(已))(助動詞(終)存続)。|

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