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頁014

※(未)=未然形、(用)=連用形、(終)=終止形、(体)=連体形、(已)=已然形、(命)=命令形

古文】ことなり。(いにしへ)に立ち並ばんと思/は

文法】こと(名詞)なり(助動詞(終)断定)。|(名詞)(格助詞)立ち並ば(バ四動詞(未))(助動詞(終)意志)(格助詞)思は(ハ四動詞(未))



古文】ば、古に劣らぬところは、いづく/

文法】(接続助詞)、|(名詞)(格助詞)劣ら(ラ四動詞(未))(助動詞(体)打消)ところ(名詞)(係助詞)、|いづく(代名詞)



古文】よりいかにぞすべきぞと、かなはぬま/で

文法】より(格助詞)いかに(ナリ形動(用)/副)(係助詞)(サ変動詞(終))べき(助動詞(体)適当)(係助詞)(格助詞)、|かなは(ハ四動詞(未))(助動詞(体)打消)まで(副助詞)

※「ナリ形動(用)/副」は「ナリ活用の形容動詞(連用形)または副詞」の略。



古文】も、これこそ(くは)しき大事にてもあ/る

文法】(係助詞)、|これ(代名詞)こそ(係助詞)委しき(ク形容詞(体))大事(名詞)(助動詞(用)断定)(接続助詞)(係助詞)ある(ラ変動詞(体))

※「にても」は連語。



古文】に、ただ姿(ことば)の上辺を学/び

文法】(接続助詞)、|ただ(副詞)姿(名詞)(名詞)(格助詞)上辺(名詞)(格助詞)学び(ハ四動詞(用))



古文】て立ち並びたる心地せんは、叶ひ/

文法】(接続助詞)立ち並び(バ四動詞(用))たる(助動詞(体)存続)心地(名詞)(サ変動詞(未))(助動詞(体)婉曲)(係助詞)、|叶ひ(ハ四動詞(連用))



古文】はべりなんや。古人は我と心ざしを/

文法】はべり(ラ変補動詞(用))(助動詞(未)確述)(助動詞(終)推量)(係助詞)。|古人(名詞)(係助詞)(名詞)(格助詞)心ざし(名詞)(格助詞)

※「なんや」は連語。



古文】述ぶ。これはそれを学ばんとする/

文法】述ぶ(バ四動詞(終))これ(代名詞)(係助詞)それ(代名詞)(格助詞)学ば(バ四動詞(未))(助動詞(終)意志)(格助詞)する(サ変動詞(体))



古文】心なれば、大きに変はれるなり。京極/

文法】(名詞)なれ(助動詞(已)断定)(接続助詞)、|大き(ク形容詞(体))(格助詞)変はれ(ラ四動詞(已))(助動詞(体)完了)なり(助動詞(終)断定)。|京極(名詞)



古文】入道中納言、「寛平以往(くゎんぴゃういわう)の歌に立ち/並ば

文法】入道(名詞)中納言(名詞)、|「寛平(名詞)以往(名詞)(格助詞)(名詞)(格助詞)立ち並ば(バ四動詞(未))

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